こんにちは、くっき〜です!
この記事では
・保有してる投資商品が暴落したらどうしよう…
・良い対策とか対応は?
という方に向けて、分かりやすく解説していきます!

先に結論いうでっ!
●3つの備え
・生活資金を確保しておく
・暴落を想定しておく
・投資先を分散しておく
●やってはいけない3つ
・パニックになって売却する
・チャンスと思って買いすぎる
・コロコロ乗り換える
長く投資を続けていれば、株価の暴落や下落局面には必ず遭遇するでしょう。
多くの個人投資家の方は「買い」から入りますので、暴落や下落局面では含み損を抱えたり、パニックとなり大きな損失を出してしまうこともあるかもしれません。
この記事では株価暴落を事前に想定した「備え」と暴落時のやってはいけない「行動」についてそれぞれ分かりやすく解説します。
いざという時に焦って投資判断を間違えないために、ぜひ参考になさって下さい!

さっそくいってみようっ!
暴落に備える3つのこと
暴落の3つの備えは次のものです。
・生活資金を確保しておく
・暴落を想定しておく
・投資先を分散しておく

1つずつ解説していくで!
生活資金を確保しておく
備えの1つ目は「生活資金を確保しておく」です。
最低でも半年間は貯蓄だけで生活できる分を確保しておきましょう!
毎月の生活資金が20万円なら120万円という具合ですね。
現職の収入に波がある場合は、さらに確保しておく必要があります。
・最低でも半年分
・欲を言えば1年分
投資の損失が生活に影響が出るような状況では、普通の人はまともな投資判断ができません。

身を持って立証済み…
もし「そこまで余裕はないけど投資したい」という方は投資と一緒に「家計の見直し」もしましょう!
今の生活水準のまま、積み立てながら投資をすることができます。


すぐ効果出るで!
暴落を想定しておく
備えの2つ目は「暴落を想定しておく」というものです。
そもそも投資商品は「暴落するのが普通」と思っておくくらいが良いかもしれません。
●2019年1月3日
フラッシュクラッシュと呼ばれ、特に為替相場は大混乱
●2020年3月16日
コロナが本格化し、NY・ダウは過去最大の下げ幅2997ドル安(下落率31%)を記録、米市場は取引停止
●2020年4月20日
NY原油先物相場(期近物)が1バレル=マイナス40.32ドルとなり、歴史上初の出来事
ここ1.2年でも様々な市場で暴落事例はありますし、取り上げたもの以外にももちろんあります。
投資商品によって下落幅は異なりますが、暴落が起きないほうが珍しいと思うくらいがちょうど良いのかもしれません。
投資先を分散しておく
備えの3つ目は「投資先を分散しておく」ことです。
あたり前ですが株式投資なら1つよりも2つ、2つよりも3つの企業に投資するほうがリスクは軽減できますよね?
分散のポイントは次の2つです。
・貯金とリスク資産の割合
・リスク資産を分散


リスク資産=元本割れありの資産
貯金の内どれくらいを元本割れリスクのある投資商品に回すのかを決めます。
この時「生活資金」は必ず確保しておきましょう!
貯金が500万円で1年間の生活費が300万円なら、300万円は貯金で残しておき、残り200万円をどのように分散するか考えます。
・預金
・債券
・株式
・不動産
・コモディティ
・仮想通貨…etc
全資産の40%にもなる200万円を投資に回すのが怖いと思うなら、「いくらなら大丈夫か」と自分で考えてみましょう!
「んー、よく分からない」という方はコチラの記事で無料ツールを紹介してますので、良かったら利用してください!
分散の参考例はコチラの記事で紹介しています!
自分で背負えるリスクを見極めて、不安にならないポートフォリオを組むことが大切です。
やってはいけない3つのこと
暴落時にやってはいけないことは次の3つです。
・パニックになって売却する
・チャンスと思って買い過ぎる
・コロコロ乗り換える


1つずついくでー!
パニックになって売却する
やってはいけない1つ目は「パニックになって売却する」です。
株価暴落時の投資家心理は次の2つに分かれます。
準備不足の人:ヤバい、どうしよう…
準備していた人:安く買える!
投資の選択肢は「買う・保留・売る」の3つしかありません。
準備不足の人は「いつ売るか」を考え、準備していた人は「いつ買うか」を考えます。
準備しているかどうかだけで投資判断は「全くの逆」になるのです。
個人投資家に大人気の「S&P500指数」のチャートを見てみましょう!
【1927年12月末~2021年4月】


長い目線で見ればずっと右肩上がりですが、分かりやすく一時的に下落している部分(赤丸)があるのも分かります。


拡大したのが次のチャート!
【1989年12月末~2009年12月】


2000年の時の下落幅は49%、2007年の下落幅は56%なので、投資していた人の中には資産が半分以下になった人もいるかもしれません。


そんなの耐えられない…
しかし結果論ですが、価格は元に戻るどころか2021年に過去最高値を何度も更新しています。
売らずに保有している、もしくは下落中にも買い続けることができていれば、大きな利益を得ることができたことになります。
チャンスと思って買いすぎる
やってはいけない2つ目は「チャンスと思って買いすぎる」ことです。
暴落時に安く買えるのは事実ですが、その下落がどのくらいの期間続くかは誰にも分かりません。
1年かもしれませんし、5年かもしれませんし、10年かもしれません。
もう1度、下落期間の「S&P500指数」のチャートを見てみます。


2000年の下落期間は約2年半、2007年の下落期間は約1年半にも及びます。


優秀なS&P500ですら、上記以外に何度も下落を重ねています。
もし10年続く下落期間の1年目の時に、チャンスと思って買いすぎてしまうと、その後長期間含み損を抱えることになりますし、もっと下がったところで買いたくてもお金が無くて買えないという状況もあるかもしれません。
それならまだ良いですが、買いすぎていつの間にか自分のリスク許容度を超えてしまっているケースは最悪です。
せっかく準備していたはずなのに、いざという時にパニックになって投資判断を間違えてしまう可能性があります。
コロコロ乗り換える
やってはいけない3つ目は投資商品を「コロコロ乗り換える」ことです。
上がるはずだと思って買った投資商品がみるみるうちに下がってしまえば、不安になるのは当然です。
そこに追い討ちをかけるようにSNSなどで「この投資商品で儲かったー!」とか「この投資はやめとけ」みたいなのものばかりが目につくようになります。
すると自分が保有してる商品よりも他の商品の方がずっと良く見えてきて、コロコロ乗り換えてしまうケースがあります。


隣の芝生は青くみえるで!
投資商品を乗り換えることは全然悪くありませんが、この心理状況の時にやっている乗り換えは…
●投資で利益を得る方法(理想)
安いところで買って、高いところで売る
●やっていること(現実)
値下がり商品を売り、値上がり商品を買う
利益を得る方法とは全く逆のことをやってしまっているのです。
誰が何と言おうと投資をして責任を取れるのは自分だけなので、他の人の意見を鵜呑みにしないで淡々と投資するようにしましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は【暴落時の備えとやってはいけないこと】についてお伝えさせて頂きました。
それぞれ3つをもう1度まとめると…
【3つの備え】
- 生活資金を半年~1年分用意しておく
- 暴落はあるのが普通と思う
- 異なる資産クラス、投資商品に分散する
【やってはいけない3つのこと】
- 値下がり時に慌てて売る
- 値下がり時に慌てて買いすぎる
- 投資商品をコロコロ乗り換える
自分のリスク許容度内で、暴落の想定と準備をしておけば慌てることは全くありません。
もし色々考えるのが面倒ならコチラの記事を参考にしてください!
以上、お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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