資産運用

【投資するなら知っておきたい!】複利の力と付き合い方を分かりやすく解説します!

資産運用

こんにちは、くっき〜です!

この記事では

疑問

・複利?何のこと?
・そんな取り上げるレベルのことなの?
・それくらい知ってるさ〜

という方に向けて、分かりやすく解説していきます!

この記事で分かること

・複利の凄さ
・複利との付き合い方

投資をしている方に複利の話をすると「それくらい知ってるよ〜」と詳しくお伝えするまでもない人も多いでしょう。

しかしでは「複利のデメリットは?」と聞くとしっかりと説明できる方は少ないのではないでしょうか?

この記事では複利を知らない方にも知って頂けるよう、改めて複利の力(凄さ)をシミュレーションしながらおさらいしつつ、複利の弱点との付き合い方まで解説しますので、ぜひ参考になさって下さい!

くっき~
くっき~

そいじゃ!いってみようっ!

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複利とは

複利とは2種類ある金利の計算方法の1つです。

2つの金利計算方法

・複利
・単利

まずはこの2つの違いから確認していきましょう!

複利

複利は元本と利子の両方に利子が付く計算方法のことです。

複利の計算

・元本に利子が付く
・利子にも利子が付く

仮に預金金利5%の銀行に100万円貯金したとします。

すると1年後には5%の利子が貰えるので、105万円になります。

1年後に貰う金利

100万円×5%=5万円

そのまま2年後も同じように5%の金利なら、貰う金利は次のようになります。

2年後に貰う金利

105万円×5%=5.25万円

くっき~
くっき~

1年目より増えたか…

増えた理由は1年後に貰った利子にも利子がついたためです。

単利

単利は元本のみに利子が付く金利計算方法です。

単利の計算

・元本に利子が付く
・利子には利子が付かない

先ほどと同じように預金金利5%の銀行に100万円貯金したとします。

1年後には5%の利子が貰えるので、105万円になります。

くっき~
くっき~

1年後の金額は一緒やで!

次に2年後ですが、単利の場合は利子には利子が付かないので貰う金利は1年後と同じように5万円です。

単利で貰う金利

1年後:100万円×5%=5万円
2年後:100万円×5%=5万円
3年後:100万円×5%=5万円

元本と金利が同じなら、貰う金利は一定です。

くっき~
くっき~

比べてもたった数千円の差じゃん…

アインシュタイン
アインシュタイン

凡人よのぉ~

くっき~
くっき~

あっ!あなたはっ??

アインシュタイン
アインシュタイン

複利は人類最大の発明じゃ!見よっ!

単利複利
1年後105万円105万円0
5年後125万円128万円3万円
10年後150万円163.8万円13.8万円
15年後175万円209.7万円34.7万円
20年後200万円268.5万円68.5万円

同じようにお金を預けているだけなのに、20年後の差は約70万円です。

くっき~
くっき~

分かるけど100万円持ってないし…

アインシュタイン
アインシュタイン

ほぅ、では次じゃっ!

積立で比較シミュレーション

実は先ほどの例は少し現実離れしています。

実際に金利5%の銀行はありません。

くっき~
くっき~

そんなん例に出すなやっ!

2021年7月現在で最も金利が高いのは「あおぞら銀行」の「0.2%」です(普通預金で)。

引用元:あおぞら銀行

余談ですが過去には預金金利が6%なんていう時代もあったようです。

引用元:monja
くっき~
くっき~

ゆうちょにもこんな時代が!

引用元:YAHOOニュース

ただ現状は預金金利もすずめの涙程度で、100万円だってそんな簡単にポンっと出せるような金額ではありません。

そこでシミュレーションは「毎月少しずつ積み立てて、株式に投資したら?」という目線で行います。

預金よりはもちろんリスクがありますが、優良な投資商品を選べば年利5%程度なら現実的な数字です。

くっき~
くっき~

ほんとかな〜?

例えばくっき〜のオススメファンド「VT」はファンドができてからの平均リターンは8.15%(インフレは加味してない)です。

ではシミュレーションにうつります!

シミュレーション内容

毎月の積立額:1万円
年利:5%
比較:単利と複利

まずはシミュレーション結果を反映したグラフをご覧ください!

アインシュタイン
アインシュタイン

表にするとこんな感じじゃ!

経過時間積立額単利複利
1年後12万円12.6万円12.2万円
5年後60万円63万円68万円
10年後120万円126万円155.2万円
15年後180万円189万円267.2万円
20年後240万円252万円411万円
25年後300万円315万円595.5万円
30年後360万円378万円832.2万円
35年後420万円441万円1,136万円
40年後480万円504万円1,526万円
くっき~
くっき~

この計算本当に合ってる??

アインシュタイン
アインシュタイン

ふぅ、やっと理解したようじゃの!

グラフ・表から分るように「複利」というのは時間が長いほど、また、資金が多いほどパワーを増す仕組みになっています。

毎月1万円積み立てしながら年利5%で運用すると40年後に単利と複利の差はなんと1,000万円以上!!

残る資産も複利では1,500万円を超えています!

くっき~
くっき~

元本の1,000万円以上やんっ!!!

くっき~
くっき~

お金にも働いてもらうとはこーゆーこと!

複利のとんでもない力はご理解して頂けたでしょうか?

このパワーこそ、あのアインシュタインが「人類最大の発明」と呼んだものなのです!

くっき~
くっき~

複利って…最強やん!

「1万円の積立だって厳しいよ…」という方はコチラの記事を参考になさって下さい!

複利の弱点と付き合い方

最後に複利の弱点と付き合い方について解説します。

くっき~
くっき~

弱点なんて無い!複利は最強なんや!

くっき~
くっき~

えらい信仰しとるな…

複利の弱点

複利の弱点は「お金を使いにくくなる」という点です。

くっき~
くっき~

どういうこと?

複利の凄さは疑う余地がありませんが、複利パワーの源は「利益の再投資」です。

そもそも投資はリスクの対価に2種類の利益を得る手段のことです。

利益の種類

<キャピタルゲイン>
売買時の価格差
<インカムゲイン>
預金:利子
株式:配当
投資信託:分配金
不動産:家賃収入…etc

複利を「最大限」に活かすならこれらの投資によって得た利益を全て再投資しなければいけません。

利益を少しでも贅沢なランチに使ってしまえば、投資効率は落ちることになります。

これを知っているとお金を使う時に「投資効率落ちるなぁ…」と頭をよぎります。

こうして、複利の力を知る人ほどお金を使いにくくなってしまうのです。

くっき~
くっき~

どうすりゃ良いのよ!?

複利は将来のために

抽象的な表現になりますが、複利とは「適度な距離感」を持つことが大事です。

くっき~
くっき~

分からんやんけ!

参考になるか分かりませんが、くっき〜のスタンスはこうです。

くっき〜スタンス

●再投資する(将来のため)
つみたてNISA
iDeCo
●再投資しない(今のため)
個別株の配当
ETFの分配金

20年以上先の投資目的なら「再投資」していますが、株式やETFのインカムゲインは今使うお財布に入れるようにしています。

もちろん同じやり方である必要はありませんので、「年間利益の○%は再投資に回して、それ以外はちょっとした贅沢に使おう」なんていうのでも良いと思います。

くっき~
くっき~

何のためにお金を貯めてるのか分からん…

こうならないために大切なことは…

大切なこと

・何のために投資をするのか
・将来と今の目的バランス

お金は使ってこそ価値がありますので、今の人生の充実も意識しながらうまく複利と付き合うようにしましょう!

くっき~
くっき~

何でもバランスが大事なんやな!

くっき~
くっき~

そーゆーこと!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は【複利の力と付き合い方】についてお伝えさせて頂きました!

最後にポイントをまとめると…

  1. 複利は利子にも利子が付く
  2. 時間と資金が多いほど効果が大きい
  3. バランスよく付き合うことが大事

味方にすればこんなに頼もしいことはありせんが、しっかり自分自身でコントロールしながらうまく付き合っていきましょう!

以上、お役に立てれば幸いです!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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