資産運用

【全自動マネーマシンを作ろう!】楽天証券の米株積立サービスの具体的な活用手順を解説します!

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こんにちは、くっき〜です!

この記事では

悩み
  • 楽天証券の米株積立サービスってどうなの?
  • どうやって設定すれば良いか分からない…

という方に向けて、分かりやすく解説します!

この記事で分かること
  • 楽天証券の米株積立サービスの詳細について!
    • メリットと注意点も。
  • 実際の購入手順を画像付きで解説!
  • お金を生むマネーマシンの具体的な作り方!

最近は日本の方でも「米国株式」を購入する方が増えてきていますね。

しかし、楽天証券で米国株式を購入しようとすると、今までは売買のタイミングを自分で見計らって行う必要がありました(※つみたてNISAやiDeCoは可能)。

毎月少しずつ積み立てながら買いたいけど「良いタイミングなんて分からないよ…」「買うタイミングを逃しちゃった…」という方も私を含め多いかと思います!

今回の新サービスはそれらの手間や精神的なストレス負担を無くしつつ、お金を生むマネーマシンを作ることができますので、しっかり活用していきたいところですね!

個人的にも待望のサービスで、最後に実際に購入していく手順も同時に解説しますので、ぜひ参考になさって下さい!

くっき~
くっき~

気合い入れて〜いってみようっ!

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米株積立サービス概要

新しく導入されたサービスは2つです。

引用元:楽天証券
新しいサービス:2021/12/26〜
  • 米株積立サービス
  • 米国株ポイント投資

ポイント投資も良いサービスだと思いますが「期間限定ポイント・証券ポイント」は使えず、使えるのは「通常ポイントのみ」なので、個人的には使い勝手が今ひとつ…

そのため今回は「米株積立サービス」がメインです!

米国積立サービスとは
  • あらかじめ購入条件(日付と株数)を設定しておくと、自動で米国株式を積立購入してくれるサービス!

詳しい概要はこのようになっています。

参照元:楽天証券

項目詳細
対象銘柄当社取扱いの米国株式全て(ADRとETF、ETNを含む)
決済方法米ドルによる「外貨決済」
日本円による「円貨決済」
マネーブリッジ「自動入出金(スイープ)」対応
積立指定日毎月/毎週/ボーナス月増額設定
設定単位最低設定金額:1万円。(外貨決済の場合、1万円相当額)
金額指定:外貨決済(1米ドル単位)、円貨決済(1円単位)
株数指定:1株単位 
積立方法株数指定/金額指定
対象口座「特定口座」、「一般口座」、「NISA口座」
手数料通常の委託取引と同様の手数料
くっき~
くっき~

1つずつ確認していくで!

対象銘柄:米国株式全て(ADR・ETF・ETN)

対象銘柄は米国株式全てです。

()内の英単語3文字も投資商品を表しています。

くっき~
くっき~

一応の予備知識!

投資商品のざっくり説明
  • ETF(上場投資信託)
    • 1つのETFを購入するだけで、特定の指数に組み入れられた複数の企業に分散投資することができる商品(株式以外もある)。
  • ADR(米国預託証券)
    • 日本の証券会社では買えない国(インドやイギリスなど)の個別株を買える商品。
  • ETN(上場投資証券・指数連動証券)
    • ETFよりも指数に対する連動性が高く、幅広い投資商品に投資が可能。1つの証券会社が発行する債券でもあるため、信用リスクが伴う。
くっき~
くっき~

余計分からん…

ADRやETNは投資上級者向けの商品なので、無視して下さい。

その代わり、ETFは万人にオススメできる商品なので理解しておきましょう!

コチラでも解説しています!

決済方法:外貨決済 or 円貨決済

そもそもとして、米国株を購入するには「ドル」が必要です。

外貨決済と円貨決済の違い
  • 外貨決済
    • 注文する前に自分で「円」を「ドル」に両替えする。
  • 円貨決済
    • 注文する際に証券会社が代わりに「円」を「ドル」に両替えしてくれる。
くっき~
くっき~

どっちが良いの?

状況によって異なりますが、購入後当分売却する予定が無い長期的な投資であれば「円貨決済」、売却後の資金や配当金で再投資をする短期的な投資であれば売却時に「外貨決済」を選ぶと良いでしょう。

海外株を円貨決済で買ったり売ったり繰り返すと為替手数料を無駄に支払うことになるので注意して下さい。

「長期積立で当分売る予定ないよ」という方は「円貨決済」を選べば問題ありません!

くっき~
くっき~

もうひとつ一応の説明!

マネーブリッジとは
  • 楽天銀行と楽天証券の口座を連携させて、入出金を超ラクにする方法。

例えば松井証券で投資商品を購入する場合、保有してる銀行口座(三井住友銀行など)から松井証券にあらかじめお金を振り込んでおく必要があります。

くっき~
くっき~

これ意外と面倒なんだよな…

その点、マネーブリッジなら楽天銀行口座に資金があれば、楽天証券との入出金が全て自動になるので、この点も大きなメリットになります。

積立指定日:毎月 or 毎週

積立購入する日付のことです。

毎月もしくは毎週を選択できますが、購入回数が増えるほど手数料も増えてしまうのでその辺りは注意しましょう!

くっき~
くっき~

毎月がオススメ!

設定単位・積立方法:株数指定 or 金額指定・1万円~

購入する最低金額は1万円(ドルの場合、1万円相当額)からとなっています。

元々米国株は1株から購入することができます。

例えば12月29日時点の「コカ・コーラ」の株価は58.88ドルなので、為替レートを1ドル115円と仮定した場合、1株購入するのに日本円だと約6,700円(58.88ドル×115円)必要になります。

引用元:楽天証券アプリ 2021/12/29時点のコカ・コーラの株価

1株だと最低金額の1万円に届かないことになりますね。

コカ・コーラ株を積み立てするなら、株数指定で2株以上または2株以上になるよう金額指定する必要があります。

対象口座:特定・一般・NISA口座

証券口座は全て対象です。

簡単解説
  • 特定口座
    • 納税、損益の計算を証券会社がやってくれる口座
  • 一般口座
    • 納税、損益の計算を自分でやる口座(メリットなし)
  • NISA口座
    • 利益が非課税になる口座(メリット大)

手数料:通常取引と同じ

米国株を購入する時は基本的に2つの手数料が発生します。

手数料の説明
  • 為替手数料
    • 円をドルに両替えする際に発生する費用。
    • 1注文につき25銭(100万円の取引なら2,500円)。
  • 購入手数料
    • 購入時に発生する手数料で商品によって異なる。
    • 無料の商品もある。

記載通り、通常取引と同じですね。

くっき~
くっき~

メリットと注意点を解説していくで!

メリット&注意点

米株積立サービスにはメリットと注意点があります。

両方理解して利用しましょう!

メリット:購入の負担を減らせる

積立投資の最大のメリットは次の2つです。

積立投資の最大メリット
  • 購入作業を無くせる → 手間が超ラク
  • 購入判断を無くせる → 精神負担が激減

積立投資は最初に日付や金額などの条件を設定すれば、後はシステムが自動で買付作業を行なってくれます。

投資を始めた当初は「毎月買うぞー」とテンションがあがっていても、自分で買うとなると何かと忙しくて「結局買えなかった…」というケースもあるでしょう。

くっき~
くっき~

これはみんなあるあるやな!

また米国株を実際に買うとなると時差も考えなくてはなりません。

日本と米国では13時間(冬は14時間)の時差があり、米国の株式市場がオープンするのは日本時間の22:30(冬は23:30)からとなっています。

「優良企業を見つけたけど、もう少し株価が下がったところで買いたい…」という場合には…

  • その時間まで起きて株価をチェックする。
  • 指値(株価を指定して注文する方法)を出して、事前に注文しておく。

という方法がありますが、いずれも機会損失の可能性がありますね。

「起きていたけど株価は目標まで下がらなかった…」「指値まで株価は下がらずに上昇してしまった」とこのように結局買えないことも多く、これを繰り返していると精神的な負担がかなり大きいです。

投資好きの私でも負担ですからね。

積立投資は優良商品にさえ投資をすれば、手間をかけずに自分の資産を大きく育てることができます。

楽天ならマネーブリッジによって資金移動の手間もいりませんしね。

くっき~
くっき~

米国株はその優良商品が最も多い投資方法なんや!

注意点:為替手数料は最安ではない

楽天証券の為替手数料は「片道25銭」とすでに解説済みですが、もっと手数料の安い証券会社があります。

「SBI証券+住信SBIネット銀行」です!

楽天銀行と楽天証券を連携させるのと同じようにSBI証券と住信SBIネット銀行を連携させることで、為替手数料が「国内業者最安の片道4銭」にすることができます。

引用元:SBI証券
100万円分投資する際の為替手数料の差
  • 楽天の組み合わせ:2,500円
  • SBIの組み合わせ:400円
    • さらに外貨積立を利用すると2銭にもなる。

そもそもこの米株積立はSBI証券が最初に始めた人気のサービスです。

その後マネックス証券がサービス開始し、そして3番手として今回楽天証券がサービス開始した形となっています。

つまり楽天証券で米株積立サービスをオススメするのは次の方に限られます。

オススメできる方
  • 楽天グループのヘビーユーザー
    • ポイント投資もできるため
  • 投資の管理を楽天で一本化したい
    • 楽天は実際の使い勝手も良い
  • SBI証券を利用できない
    • 金融系の会社にお勤めの方など

これらの方はぜひ活用していきましょう!

全自動マネーマシンの作り方

それでは実際にお金を生み出すマネーマシンを作っていきたいと思います。

全自動マネーマシンとは
  • 自分が働いていなくても、自分のお財布にお金がチャリンチャリンと入ってくる仕組み(装置)。
くっき~
くっき~

そんなうまい話あるか?
詐欺ちゃうか?

くっき~
くっき~

もちろんリスクもあるで!

自分の労働以外でお金を増やそうと思うなら、リスク(お金が減る可能性)を取るしかありません。

それでもできるだけリスクを抑えつつ、それなりにリターンも欲しいというわがままを叶えてくれるそうなのが「米国高配当ETF」です。

オススメの米国高配当ETF

米国高配当ETF投資は「米国の中でも選りすぐりの優良企業の中から、配当金の高いいくつかの企業に分散投資する」投資手法です。

米国高配当ETFの商品はいくつかありますが、オススメしたいのはこの2つです!

オススメ米国高配当ETF
  • SPYD
    • 投資先:約80社
    • 直近利回り:3.94%
    • 株価:1株5千円程度から買える
  • HDV
    • 投資先:約75社
    • 直近利回り:3.23%
    • 株価:1株1万円程度から買える
くっき~
くっき~

同時に投資すると投資先の業界の偏りをマイルドにすることができるで!

それぞれの商品について詳しくコチラで解説しています!

というわけで全自動マネーマシンの作り方はこのようになっています。

全自動マネーマシンの作り方
  • 楽天証券の米株積立サービスを利用
  • 米国ETFのSPYDを積立設定
  • 米国ETFのHDVを積立設定
くっき~
くっき~

じゃあやっていこう!

購入手順・設定方法

楽天証券のPCサイトから設定を行っていきます。

設定条件
  • ①SPYD
    • 積立日:毎月21日
    • 積立株数:4株(約2万円)
  • ②HDV
    • 積立日:毎月21日
    • 積立株数:2株(約2.5万円)
    • ※同じ作業なので、HDVは省略します。

楽天証券にログインし、上のメニューから「米国株式」を選択します。

「積立設定」を選択します。

検索欄で「SPYD」と入力します。

初回のみ「積立約款の確認」画面が出ますので、確認後「同意して新規積立設定に進む」を選択します。

「円貨決済」を選択し、積立指定日を「毎月・21日」を選択します。

「株数指定」を選択し、「4株・ボーナス設定なし・特定」をそれぞれ選択します。

画面の右側に設定内容と参考支払い代金が出ていますので、金額も確認できます。

問題なければ画面下の「設定内容を確認する」を選択します。

最終確認画面で暗証番号を入力し、「設定する」を選択します。

これで設定完了ですね。

大きな金額ではありませんが、もしこれを10年続けたら積立額は現在の価格で約500万円、この時には3ヶ月ごとに4万円〜5万円程度の配当金を受け取れる計算です。

くっき~
くっき~

まじかよっ!

もちろん貰えるのはその時だけではなく、それまでの過程でも配当金は受け取れますし、その後も継続して積み立てればさらに受け取る金額は増えていきます。

これぞ「全自動マネーマシン」という感じですね。

くっき~
くっき~

マネーマシンの完成やー!

くっき~
くっき~

今後の状況は変わる可能性もあるから、完全放置はあかんで!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は【楽天証券の米株積立サービスを使ったマネーマシンの作り方】を紹介させて頂きました!

最後にポイントをまとめると…

  1. 楽天証券の米株積立サービスは最安ではないけど、十分オススメできる!
  2. 自動積立は購入の負担が無くなる!
  3. 米国高配当ETFと相性が良い!
  4. 積立設定はとっても簡単!

配当金は使い道が多いので、個人的には「贅沢」に使ってほしいなと思います。

くっき~
くっき~

これが配当金贅沢!

将来に備える投資でもあり、今を豊かにする投資でもあるので、良いなと思った方はぜひ挑戦してみて下さい!

「まだ証券口座を持ってないよ」という方のために口座開設記事のリンクを貼っておきますので、使って下さい。

以上、お役に立てれば幸いです!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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