こんにちは、くっき〜です!
この記事では
- お金の不安が無くならない…
- 今のお金の状況を改善したい!
- 大富豪はお金をどうやって増やしてる?
という方に向けて、100年以上語り継がれている書籍【バビロンの大富豪】に書かれたお金持ちになるための7つの方法を紹介します!

どんな儲かる方法が載ってるんやー?

もったいぶらずに7つの方法はコレや!
- ①収入の十分の一を貯金せよ!
- ②欲望に優先順位をつけよ!
- ③貯えた金を働かせよ!
- ④危険や天敵から金を堅守せよ!
- ⑤より良きところに住め!
- ⑥今日から未来の生活に備えよ!
- ⑦自分こそを最大の資本とせよ!

何か思ってたよりも地味…というかなんというか…

真理はいつもシンプルなんや!
この本のお話は今から何千年も前の話です。
しかしそれにも関わらず、現代に生きる人々と同じようなお金の悩みを抱えています。
「こんなに働いているのになぜかお金が貯まらない…」「お金は少しずつ貯まってるけど、将来の不安は増える一方…」とそのように感じている方もいるのではないでしょうか?
この記事では本に書かれている7つ道具を自分なりに解釈しつつ、仮にもし実践したらどれくらいお金が貯まるのかをシミュレーションしてみました!
やる価値があるか分かりますので、ぜひ参考になさって下さい!

気合い入れて~いってみようっ!
お金持ちになるための7つ道具
さっそく冒頭で紹介した7つ道具を1つずつ紹介していきます!
1.収入の十分の一を貯金せよ!
1つ目の道具は「貯金せよ!」という超超シンプルな方法です。
収入の内、1割をずっと貯金したらお金は増えるでしょ?という教えです。

そんな当たり前のこと…
それができないっつってんだよ!
自分以外の人がどのくらい収入があって、どのくらい貯金できているのか統計データから”中央値”を見てみましょう。
参照データ:令和2年賃金構造基本統計調査

まずは月収から!
統計では月収中央値は男性が29.7万円、女性が22.9万円、男女合わせるとで26.7万円となっています。
ここから税金&保険料(ざっくり20%と仮定)が引かれるので、男女の数字で見た月額手取り額は…
- 26.7万円×80%=約21万円
- ↑コレが日本の手取り中央値↑
このうち、一割を毎月貯蓄に回すと1年間(2.1万円×12ヶ月)で約25万円の貯金ができることになります。

次は貯金額の中央値を見ていくで!
参照データ:令和2年(2020年) 家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査]
年齢 | 貯金額(中央値) |
---|---|
20代 | 8万円 |
30代 | 70万円 |
40代 | 40万円 |
50代 | 30万円 |
60代 | 300万円 |

こ、これは…
数字を見る限り、手取り額の十分の一を貯金できているという人はかなり少ないことが分かります。
それだけでなく、多くの方が貯金に苦しんでいることも伝わってきますね。
もしあなたが手取り額の十分の一以上を貯金できるなら、周りの人よりも確実にお金の不安が少なくなるはずです。

でも急に収入なんて増えないし、どうすれば良いの…?

それは第2の道具で説明するで!
2.欲望に優先順位をつけよ!
2つ目の道具は「重要度の低い欲望を捨てよ!」です。
十分の一は貯金して、残りの十分の九で優先順位の高いものだけにお金を使いなさいという内容ですね。

結局金持ちしか幸せにはなれへんってことか…

違うっ!お金の多さは関係ないんや!
生命保険文化センターが行った調査によると老後生活(ほぼお金のこと)に対して、全体の84.4%の人が「不安を感じている」と答えています。

仮に同じマンションに10人の人が生活していたら、仕事も年収もみんな違うはずなのにその内8人は同じようにお金の悩みを持っているのです。

何で収入が多い人でもお金に不安があるの?
それは「人間の欲望には際限が無い」からなのです。
イギリスの海軍歴史学者が提唱した「パーキンソンの法則」というものがあります。
- 第1の法則:仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
- 第2の法則:支出の額は、収入の額に達するまで膨張する

本質的には同じやけど、お金のことは第二の法則やな!
収入が増えたときに…
- 増えた収入に合わせて家のローンを組んだ
- 少し良い車に乗り換えた
- 飛行機を使う時にエコノミーからビジネスに変えた
など「増えた分生活水準を高くした」という経験がある方も多いのではないでしょうか?

無意識にやってしまってることも多いんや!
全ての欲望を叶えていたらお金が貯まらないことは分かっているはずなのに、これができていないケースがほとんどなんですね。
優先順位の低いものなら、諦めても人生の豊かさや幸福度はほとんど下がりませんので、欲望(支出)と向き合ってみましょう!
3.貯えた金を働かせよ!
3つ目の道具は「投資せよ!」です。
現在の日本のメガバンクの金利は0.001%程度、銀行にお金を預けてお金を増やそうとしている人はまずいないでしょう。
しかし、リスクを取って投資した場合にはお金が増えるかもしれません。
仮に100万円の余剰資金を、年利5%で30年間複利運用するといくらになるでしょう?

たった5%じゃ、たいしたことないんじゃない…

答えは…約432万円です。

そんなアホな?
もちろん途中でお金を増やしたりなんてしていませんし、投資の世界で年利5%は全く不可能な数字ではありませんよ。
今ではネット環境さえあれば、誰でも簡単に優良商品(インデックスファンドなど)に投資することができるようになりました。
労働収入には体力や年齢などで限界がありますが、お金は疲れを知りません。
そしてこうも書かれています。
お金を持っていることが財産ではない。
定期的に金が入ってくる仕組みこそが財産。
株式の配当金や不動産の賃貸収入などお金にも働いてもらう知恵や知識、仕組みを持っている者こそが本物のお金持ちなのです。
4.危険や天敵から金を堅守せよ!
4つ目の道具は「詐欺に合うな!」です。
これまで紹介した3つの道具を忠実に守っていれば、お金は確実に増えていきます。
しかしお金が増えてくると次の言葉が頭をよぎり始めます。

もっと儲けたい…
するとSNSやネットに転がっている儲け話に目が止まるようになります。
- 1日10分で月収100万円!!
- 勝率95%の投資法!!
- 誰でも確実に儲かるツール!!

アナタにだけ特別デース!
経験がある方もいるのではないでしょうか?
過去の私もその経験者の1人です、、
仲の良い友人からの誘いでも、もしかしたらその友人も騙されてしまってる可能性もありますからね。
自分で知識をつけたり、またはその道に詳しい人に相談したり、アドバイスを受けることが大切です。

なんでも鵜呑みにしたらアカン!
5.より良きところに住め!
5つ目の道具は「自分にとって良い家に住め!」です。

大きな家なんて買えないよ…
より良きところというのは庭付き、プール付き、リビング30帖の大豪邸のことではありません。


こーゆー家のことではないで!
確かにかっこいいけど…
- 家で仕事をする人なら…
- 静かで集中できる家や場所
- 家庭菜園やお花が趣味なら…
- 庭や花壇があるお家
- 外で遊ぶのが好きな子供がいるなら…
- 近くに大きな公園がある家など
住居は豊かな人生を送るためにとても重要な要素です。
しかし「良い家」というのは人によって異なります。
多くの人に人気の物件だから良い家なのではなく、自分の価値観や大切な人との時間を第一に考えましょう。
そうすると仕事の効率があがったり、家族のためにとモチベーションも上がったりと結果的に収入を増やすことにもつながるかもしれません。
6.今日から未来の生活に備えよ!
6つ目の道具は「今からでも遅くない!」です。
貯金、投資、体験、経験、転職などなんでも若いうちからやったほうが良いと言いますよね?
年齢を重ねた経験者たちが言っていますし、私自身そう思います。
しかしだからと言って50代、60代から始めるのは遅いということは絶対にありません!

断言できる!!
人生100年時代、50歳だってまだ半分です。
平均寿命が70歳の時代に、半分の35歳から将来に備え始める人を遅いと思いますか?

でもどうやって備えれば…
現在の高齢者の方々に聞いた「やっておけばよかった後悔」の多くは次のキーワードに関連するものです。
- 健康(歯に関することも多い)
- チャレンジ(旅行、やりたいことを我慢した)
- 人間関係(家族との時間)
- 貯金
今のご年配の方々が思うことは、未来の自分が思うことかもしれません。
どうやって将来に備えれば良いか分からなければ、まずは上の4つに関係することから試してみて下さい!

貯金に関することならこのブログで解説してるで!
将来への備えで無駄なことは1つもありませんよ!
7.自分こそを最大の資本とせよ!
最後の道具は「自己投資せよ!」です。

自己投資?
- 書籍やセミナーなどで知識を身に付ける!
- 資格取得でスキルアップ!
- 食事や睡眠、運動など生活習慣を見直して自分の身体を大切にする!

お金をかけることだけが投資じゃないで!
学ぶために時間を費やすことも立派な自己投資や!
投資の神様とも呼ばれるウォーレン・バフェット氏も次のように言っています。

個人資産10兆円を超える本物の大富豪が「自己投資が1番重要だ」と言っているのです。
株価は上がったり下がったりしますが、身に付いた知識は無くなることはありません。
自分の身体も自分が生涯付き合う大切な身体です。
思うように動かなくなれば当然収入は減りますし、知識や知恵が無ければ新たにお金を生み出すこともできません。

自己投資って大切なんやな…

最後にもう1つ、超重要なこと!
それは「行動」することです!
大切なことに気づき、たくさんの知恵や知識をつけたとしても「行動しなければ今と何も変わらない」のです。
行動すれば未来は必ず変わります!
一緒に行動していきましょう!
7つ道具の実践シミュレーション
ここまで紹介した7つ道具を実践すると、お金がどのくらい増えるのかシミュレーションしてみました!
- ①収入の十分の一を貯金して
- ②収入の十分の九で生活して
- ③貯金の半分を投資して
- ④詐欺に合わず
- ⑤これらを継続できる家に住み
- ⑥今から始めて
- ⑦実際に行動した
という場合のシミュレーションです!
このシミュレーションでは、個人の収入ではなく世帯収入で考えていきます。
統計データによると世帯あたりの年収中央値は「437万円」です。


細かくなるから430万円で検証!
- 毎月の手取り:約28万円
- 430万円÷12ヶ月×80%(税金分)
- 手取りの1割:2.8万円 ← これを半分ずつに分ける
- 貯金額:1.4万円
- 投資額:1.4万円(年利5%と仮定)
これを実践すると…
経過年数 | 貯金額 | 投資額 | 資産合計額 |
---|---|---|---|
5年後 | 84万円 | 約95万円 | 約179万円 |
10年後 | 168万円 | 約217万円 | 約385万円 |
15年後 | 252万円 | 約374万円 | 約626万円 |
20年後 | 336万円 | 約575万円 | 約911万円 |
25年後 | 420万円 | 約833万円 | 約1253万円 |
30年後 | 504万円 | 約1,165万円 | 約1669万円 |

ゴクリ…
「机上の空論だ」とか「投資に絶対は無い」「収入が無くなったら?」と言われるかもしれませんが、今から行動する方ならお金に困る可能性は確実に少なくなると言えます。
例えば40歳の方なら仕事を辞めるまでの20年〜25年は、収入の9割で生活することになります。
そこまで続けると、その習慣が体に染み付いて離れません。
収入が年金になろうと同じです。
世帯の平均年金受給額は約20万円程度ですが、上手にお金を使って生活できるでしょう。
年金の知識をつけて、繰り下げ受給(受給開始時期を後ろにずらす)などをすれば受給額は約28万円まで増やすことができ、生涯それが続きます。
お金は工夫次第でなんとでもなるのです!

行動したいけど、でも何から始めれば良いのか分からない…
そんな方はまず支出の管理から始めることオススメします!
それができたら、十分の一を貯金開始です!


まずやってみる!
行動しかないんや!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は【バビロンの大富豪に書かれた7つ道具】を少しアレンジしながらお伝えさせて頂きました!
最後にアレンジ版7つ道具をまとめると…
- ①貯金せよ!
- ②重要度の低い欲望を捨てよ!
- ③投資せよ!
- ④詐欺に合うな!
- ⑤自分にとって良いところに住め!
- ⑥今からでも遅くない!
- ⑦自己投資せよ!
そして「行動せよ!」です。
ちなみに総務省の統計データでは社会人で勉強していると答えた人は全体のたった5%です。
今よりも少し自己投資するだけであなたは5%の仲間入りです。
とにもかくにもまず行動!ぜひ一緒に行動していきましょう!
以上お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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