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【ブロックチェーンって何?】3つのメリットと3つのデメリットを徹底解説します

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こんにちは、くっき〜です!

この記事では

疑問

・ブロックチェーンって何?
・どういう仕組みなの?

という方に向けて、分かりやすく解説していきます!

くっき~
くっき~

先に結論言うでっ!

結論:ブロックチェーンとは

複数のサーバーで監視し、暗号技術を組み合わせて取引データを記録するもの

くっき~
くっき~

えーっと…だから何?

ブロックチェーンと聞いても「仮想通貨のことじゃないの?」とか「何か難しそうでよく分からん…」という方も多いのではないでしょうか?

この記事ではブロックチェーン技術とは一体何なのか、またメリットデメリットについても分かりやすく3つにまとめたので、ぜひ参考になさって下さい!

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ブロックチェーンの概要

よく仮想通貨のことをブロックチェーンと考えている人もいるようですが、それは違います。

ブロックチェーンとは技術名で、仮想通貨はその技術を利用しているにすぎません。

「インターネット以来の革新的な技術」と言われるブロックチェーンがどんなものか確認していきましょう!

ブロックチェーンとは

日本には「日本ブロックチェーン協会」という組織がありブロックチェーンの定義を次のように発表しています。

ブロックチェーンの定義

1)「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装をブロックチェーンと呼ぶ。」
2)「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術を広義のブロックチェーンと呼ぶ。」
引用元:日本ブロックチェーン協会

くっき~
くっき~

あ~はいはい、ビザンチンな〜昔よく遊んだな〜

くっき~
くっき~

遊んでたまるかっ!

これを超簡単にまとめると「複数のサーバーで監視し、暗号技術を利用してデータを記録するシステム」ということが言えます。

各ブロックには暗号化された取引データが記録され、10分おきに新しいブロックが生成されます。

そのブロックはそれぞれチェーン状に繋がっていることから、「ブロックチェーン」と呼ばれています。

ブロックチェーンのメリット

ブロックチェーンの大きなメリットは次の3つです。

3つのメリット

・特定の管理者が不要
・システムダウンが起きにくい
・データの改ざん、不正が極めて困難

くっき~
くっき~

1つずつ解説していくで!

特定の管理者が不要

特定の管理者とは、例えば金融業なら銀行がそれに当たります。

銀行は中央集権型と呼ばれ、取引情報の全てを大きなコンピュータで集中的に管理し整合性を確認しながら運用を行いますが、ブロックチェーン技術では分散型台帳と言い、複数のコンピュータで互いに監視し合い整合性を確認しながら運用を行います。

引用元:nikkei
くっき~
くっき~

どう関係するの?

特定の管理者がいる中央集権型には次のようなデメリットがあります。

中央集権型のデメリット

・管理者の営業時間外はサービスの利用不可
・管理者は不正をしようとすれば可能
・管理者には個人情報を開示する必要がある

銀行は土、日、祝日にサービスを利用できませんし、銀行員が顧客の個人情報を利用してカードローンを使い込む不正なども後を絶ちません。

中央集権型のデメリットをブロックチェーン技術なら補うことができる仕組みになっています。

システムダウンが起きにくい

先ほどの中央集権型の管理においては、管理者側のシステムトラブルは大きなリスクとなります。

銀行の実際の例では、みずほ銀行は2021年2月から10月までの間に8回ものシステム障害を起こしています。

引用元:THE SANKEI NEWS

ATMやインターネットバンキングにおける取引停止や外貨建て送金の遅れ、通帳やカードが機械に吸い込まれたまま戻らないなど、急ぎの用事があった方は本当に困ったことでしょう…

くっき~
くっき~

責任取れや~!

さすがにこれほどの数は多すぎますが、中央集権型の企業ならシステムダウンリスクは常に存在しています。

しかし管理者が分散されているブロックチェーン技術ではこういったリスクはありません。

仮に1つのコンピュータがダウンしてしまったとしても、その他のコンピュータが自立して全ての取引を記録している(全参加者とは限らない)ため、システム全体がダウンすることはありません。

データの改ざん、不正が極めて困難

ブロックチェーン技術には「一度記録したものは誰にも変更できない」という特徴があります。

分かりやすい例を出してみましょう!

A君は学校のテストで100点満点中の10点を取ってしまいました。親にバレたら大変だと思い、10点のところに「0」を自分で書き足して100点にしました。家に帰ると父と母はものすごい怒った顔で言いました…「そこに座れーーーーっ」

くっき~
くっき~

何でバレたー?

理由は学校のテストの記録は先生と父と母で共有され、相互監視していたためです。

先生も父も母もA君が10点を取ったことも、A君が何時何分何秒に「0」を書き足して改ざんしたかさえも分かっていたのです。

ネットワーク参加者

違うデータを持つ人:1人
同じデータを持つ人:その他全員
※1人の記録は却下される

このように不特定多数の参加者によって相互監視される分散型台帳技術においては「改ざん、不正」を行うことは極めて困難となります。

ブロックチェーンの3つのデメリット

ブロックチェーンには次のようなデメリットもあります。

3つのデメリット

・データを削除できない
・データの膨大化
・取引時間の比較

メリットの裏返しとなるデメリットが存在します。

データを削除できない

データの改竄(かいざん)や不正を無くすため、ブロックチェーンの記録は削除ができないということは先ほど少し説明しました。

ただ何かの間違いで個人情報などをブロックチェーンで記録してしまった場合、それも削除することはできません。

くっき~
くっき~

ワイの個人情報…

暗号化された状態ではありますが、参加者に情報が漏れてしまうという大きなデメリットがあります。

データの膨大化

ブロックチェーンの認知度はまだそこまで高くありません。

しかしブロックチェーン技術を取り入れる企業は増えており、サービスや業務に実装されれば利用者は一気に増えます。

有名どころの例

●ソフトバンク
顧客がID情報だけでサービスを利用できる仕組み(個人情報不要)
●ソニー
著作権情報をブロックチェーンデータベースで一元管理

元々ブロックチェーン自体は処理速度が早くないので、利用者が増えて短時間に取引が集中したりすると処理速度が落ちるといったデメリットがあります。

取引時間の比較

例えば現在課題の残っている送金システム(海外送金など)において、ブロックチェーン技術は大きなメリットとなります。

ブロックチェーンならこの課題を大きく改善できるとしてビットコインも生まれました。

コチラの記事でも解説しています!

しかしながら身近の決済(クレジットなど)においてはブロックチェーンが生成されるまでの間のタイムラグ(ビットコインなら10分)が発生するため、瞬時に決済ができる現在の決済システムには到底及びません。

こういった課題が残されているため、ビットコインとは別の新たな仮想通貨を開発したり、技術を進めつつ、課題も並行して解決していくことが要求されています。

ブロックチェーンが革新的な技術であることに間違いはありませんが、万能ではないということも頭に入れておきましょう!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は【ブロックチェーンの基礎、メリットデメリット】についてお伝えさせて頂きました!

最後に改めてブロックチェーンとは…

  1. 特定の管理者がおらず、参加者みんなで管理する
  2. 不正ができず、透明性が高い仕組み
  3. 乗り出してる企業も多い
  4. 凄い技術だが、まだ課題もある

ブロックチェーン技術は仮想通貨だけでなく、あらゆる業界においての活用が期待されています。

投資をするにもビジネスをするにもブロックチェーン技術を知っていることは大きな差になるので、どんなものかということだけでも覚えておきましょう!

以上、お役に立てれば幸いです!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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