こんにちは、くっき〜です!
この記事では
- 投資信託の商品多すぎて、選べない…
- みんなどうやって選んでるの?

多すぎて分かんないよぉ…
という方に向けて、分かりやすく解説します!

先にTOP5を発表!
- 1位:SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド
- 2位:SBI- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド
- 3位:SBI- SBI・V・S&P500株式インデックス・ファンド
- 4位:eMAXISSlim先進国リートインデックス
- 5位:eMAXISSlimバランス(8資産均等型)
これから投資を始める、また長期的な資産形成をしたいという方にとって、投資信託での資産運用は最も適した投資法だと思います。
しかし、その商品の多さに「結局どれを選べば良いんだよ…」と頭を抱える方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、超シンプルな選び方を解説しつつ、実際のファンドをランキング形式で5つ紹介します!

気合い入れて〜、いってみようっ!
良いファンドの超分かりやすい特徴
良いファンドには、そりゃあもう分かりやすい共通した特徴があります。
それは…

え、なんか期待はずれ…
単純に手数料が安いことも良いことですが、それ以外にもちゃんと理由があります。

手数料が安くなる仕組みが大事なんや!
それらをサラッと解説します!
①インデックスファンドを選択
投資信託は大きく2つに分かれます。
アクティブファンドとインデックスファンドというものです。

アクティブファンドとは投資の高得点を目指すファンド。
プロのファンドマネージャーが分析して「あーでもないこーでもない」と高い運用成績を目指す。
インデックスファンドとは投資の平均点を目指すファンド。
日経平均株価やS&P500といった元々存在する株価指数に連動することを目指す。
こう見るとアクティブファンドのほうが良さそうな気もしますが、過去の実績ではインデックスファンドのほうが高いリターンを得られるということがデータで証明されています。


パッシブファンドがインデックスファンドのこと!
インベスターリターンが手数料などを加味した投資家の実際の利益を指します。
どちらが良いか一目瞭然ですね。
手数料が安いファンドを選ぶと、必然的に勝率もリターンも高いインデックスファンドを選ぶことになるのです。
②純資産が多い
手数料が安いファンドは純資産が多い傾向があります。
純資産が多いと、ファンドは良いサイクルに入ります。
実際に2022年3月時点で、楽天証券における手数料が最安の「eMAXISSlim 米国株式(S&P500)」の純資産額はインデックスファンド384本中1位、アクティブファンドを含めた2,655本中でも2位の純資産額となっています。

ちなみに人気も2,655本中1位や!
人気がなく、純資産が少ないとファンドの運用がストップする償還が行われる可能性があります。
手数料が少ないファンドはリターンを高くし、償還リスクを軽減できる効果があるのです。
それでは以上を踏まえて、ランキングにいきましょう!
1位:SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド

最もお勧めしたいのが「SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド」です。
1位の理由はなんと言っても圧倒的な分散力で、このファンドを買うだけで世界中の約9,000銘柄の株式に投資することができます。

その株式の上位10銘柄がこちらです。
ティッカー | 銘柄名 | 構成比率 |
---|---|---|
AAPL | アップル | 2.85% |
MSFT | マイクロソフト | 2.71% |
AMZN | アマゾン・ドット・コム | 1.98% |
FB | メタ・プラットフォームズ | 1.10% |
GOOG | グーグル | 0.95% |
TSLA | テスラ | 0.7% |
NVDA | エヌビディア | 0.64% |
JPM | JPモルガン・チェース | 0.62% |
JNJ | ジョンソン&ジョンソン | 0.58% |
BRK-B | バークシャーハサウェイ | 0.54% |
このファンド以外にも全世界株式に投資する似たような人気ファンドがあるので、簡単に違いを解説します。
ファンド名 | 構成銘柄数 | 手数料率 |
---|---|---|
SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド | 約9,000 | 0.1438% |
楽天・全世界株式インデックス・ファンド | 約9,000 | 0.212% |
eMAXISSlim 全世界株式(オール・カントリー) | 約3,000 | 0.1144% |
高い分散力を誇り、手数料も安いため1位にしました!
ただ、楽天証券では扱っていないので、その場合は「楽天・全世界株式インデックス・ファンド」をお勧めします!

3つともめちゃ良いファンドやで!
2位:SBI- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド

1位で紹介したSBI・V・全世界株式インデックス・ファンドの米国特化版です!
米国株式市場に上場するほぼ全ての企業に投資するので、米国企業の株式をまるごと買うイメージですね。
その数はなんと約4,000社にものぼり、それらを合わせた時価総額は世界の株式市場の約4割を占めます。

1つの国で4割もっ!
「今後も米国優位は変わらないでしょ」と考える方には、最もお勧めできるファンドです。
構成銘柄の上位10社がこちらです。
ティッカー | 銘柄名 | 構成比率 |
---|---|---|
AAPL | アップル | 4.95% |
MSFT | マイクロソフト | 4.72% |
AMZN | アマゾン・ドット・コム | 3.15% |
FB | メタ・プラットフォームズ | 1.8% |
GOOGL | グーグル | 1.8% |
GOOG | グーグル | 1.61% |
TSLA | テスラ | 1.39% |
NVDA | エヌビディア | 1.1% |
JPM | JPモルガン・チェース | 1.09% |
BRK-B | バークシャーハサウェイ | 1.09% |
このファンドも楽天証券では扱っていないので、その場合は「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を選びましょう!
若干手数料が高いですが、それでも超優良ファンドです。
ファンド名 | 構成銘柄数 | 手数料 |
---|---|---|
SBI- SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | 約4,000 | 0.0938% |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 約4,000 | 0.162% |

どっちもええファンドやで!
3位:SBI- SBI・V・S&P500株式インデックス・ファンド

3位として紹介するのは「SBI- SBI・V・S&P500株式インデックス・ファンド」です。

SBI・Vブランド強し!
S&P500とは格付け会社のスタンダード&プアーズ社が、全米国企業の中から優良企業500社を抽出して算出する株価指数のことです。

過去30年間で株価は12.4倍、年率平均リターンは9.3%と驚愕の数値を出しており、投資家に最も人気の株価指数です。


じゃあ何で1位じゃないの?

ここは好みの問題やな!
個人的に分散力が高いほうが好きなので3位としていますが、このファンドが1位と考える人も多いでしょう。
構成銘柄の上位10社がこちらです。
ティッカー | 銘柄名 | 構成比率 |
---|---|---|
AAPL | アップル | 7.07% |
MSFT | マイクロソフト | 5.74% |
AMZN | アマゾン・ドット・コム | 4.12% |
TSLA | テスラ | 2.76% |
GOOG | グーグル | 2.19% |
GOOGL | グーグル | 2.08% |
NVDA | エヌビディア | 1.70% |
BRK-B | バークシャーハサウェイ | 1.96% |
FB | メタ・プラットフォームズ | 1.50% |
UNH | ユナイテッドヘルス | 1.19% |

あれっ!?
1位、2位で紹介したファンドと構成銘柄がほとんど同じことが分かりますね。
分散しているつもりでも中身を見ると投資先がかぶってしまっているというケースもあるので、しっかりチェックしましょう!
4位:eMAXISSlim先進国リートインデックス

4位に紹介するのはリート(REIT)、つまり不動産に投資するファンドです。
不動産投資はどんな物件に投資するかがめちゃくちゃ重要ですが、やはり海外がお勧めです。
日本では基本的に住宅価値は新築時が最も高く、30年もすれば住宅価値はゼロになるものが多いですが、米国やイギリスは逆で、年数を重ねるほど住宅価値が向上します。

まじかよっ!
住宅の寿命を比較すると分かりやすいですね。

このeMAXISSlim先進国リートは米国、イギリスが80%を占めています。
上位10国がこちらです。
投資国 | 比率 |
---|---|
米国 | 75.8% |
オーストラリア | 7% |
イギリス | 5.7% |
ユーロ | 4.3% |
シンガポール | 3.2% |
カナダ | 2% |
香港 | 1.4% |
ニュージーランド | 0.4% |
韓国 | 0.2% |
イスラエル | 0.1% |
さらに米国は人口増加が望める国なので、日本より投資価値は高いでしょう!
米国の不動産だけに投資する投資信託もありますが、分散力好きのため、このファンドをランクインさせました。
不動産はお金の価値が下がる現象のインフレ対策にもなりますので、ポートフォリオに加えておくのもアリですね。

要注意ポイント!
似た名前のぼったくりファンドに注意して下さい!
ファンド名 | 手数料 |
---|---|
eMAXISSlim先進国リート | 0.22% |
eMAXIS先進国リート | 0.66% |
リートに限らず、eMAXISSlimシリーズはほぼ優良ファンドですが、eMAXISシリーズ(Slimの記載が無い)は手数料が高いぼったくりファンドなので注意して下さい!
5位:eMAXISSlimバランス(8資産均等型)

最後にお勧めするのが「eMAXISSlimバランス(8資産均等型)」です。
投資の教科書には「卵を1つのカゴに盛るな」つまり、複数の資産に分けろという考えがあります。

株式のようなリスク資産一点張りは危険というような意味やな!
そこでこのファンドに投資するば自動的に8資産に振り分けてくれるというわけです。

過去にはポートフォリオの調整のしにくさから、お勧めしないファンドとして例を挙げたこともありました。
ただし、データを見ていくと特定の人にはお勧めできます!
その条件とは…
例えば50代、60代の方が、10年に満たない数年程度の運用を予定している場合、売却時に投資元本がマイナスの状態では老後資金に大きく関わります。
株式や不動産などのリスク資産なら、その可能性は多いにありますからね。
では、過去のファンド別リターンを見てみましょう!


バランス型は1位は取れないけど最下位も無い、まさにバランスファンドと言えます。
投資なので元本割れの可能性はもちろんありますが、価格のブレが少ないことは精神的な負担も少なく運用できるのではないでしょうか?
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は【2022年版、オススメ投資信託ファンドランキング】を紹介させて頂きました!
最後に記事のポイントをまとめると…
- 良いファンドは経費が安い!
- アクティブファンドよりもインデックスファンドがオススメ!
- 投資先のオススメ順は全世界株式、米国株式、海外不動産、バランスタイプ!
これらの商品はNISAの対象ファンドでもあるので、税金がかからないNISAでの運用がオススメです!
証券会社は2022年3月時点でオススメなのがSBI証券、その次は楽天証券です。
投資信託を始めてみたい方はまず口座開設から行いましょう!
SBI証券 口座開設(無料) 楽天証券以上、お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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