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【FXやるなら国内業者?海外業者?】10個の項目で徹底比較します!

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こんにちは、くっき~です!

この記事では

悩み

・FXはどこの証券会社で口座開設するべき?
・海外口座って何?

という方に向けて、分かりやすく解説していきます!

くっき~
くっき~

先に結論言うでっ!

結論

・オススメは海外口座!
・慣れるまでは国内口座もあり!

ネットで「FX オススメ 口座」などと調べると「海外口座」という言葉をよく目にしたりしませんか?

FX経験の少ない方はこれを見て「え?海外?どういうこと?」と疑問に思う方も多いことと思います。

この記事では、まず海外口座とはどういうものかを解説し、その後国内口座と10個の項目で比較していきたいと思います。

証券会社を選ぶ際にどういう点を見れば良いかなども分かりますので、ぜひ参考になさって下さい!

くっき~
くっき~

はりきって~!いってみようっ!

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海外口座とは

海外口座とは日本の金融庁に登録していない海外FX業社の口座のことです。

海外に拠点を持ち、その地域でライセンスを取得しサービスを展開しております。

日本の金融庁に登録していないと聞くと「そんな業者大丈夫なの?」と不安に思う方も多いでしょう。

実際に金融庁からも注意喚起が行われています。

引用元:金融庁
くっき~
くっき~

あかんがな!

しかし結論を言うと法律的には問題ありません。

業者として勧誘するのはNGですが、個人投資家としてサービスを利用するのは問題ありませんので、皆さんは自分のとってメリットのある方を単純に選べば良いです。

ただ海外には悪質な業者も確かにいますので、海外を選ぶなら優良な業者を選択しましょう!

10個の項目の比較表

それでは国内FX業者と海外FX業者を10個の項目で比較していきましょう!

比較の全体像はこのような感じになっています。

項目国内FX業者海外FX業者
スプレッド
レバレッジ×
追証・ゼロカット
取扱銘柄数
取引ツール
システムトレード
入出金
キャンペーン・ボーナス
サポート体制
税金×
くっき~
くっき~

1つずつ解説していくで!

いくつか専門用語も出てきますので、不安な方はコチラの記事からどうぞ!

①スプレッド

スプレッドとは取引の度にかかる手数料のことです。

メジャー通貨のスプレッド

●ドル円
国内口座:0.1〜0.3pips
海外口座:1.1〜2.2pips
●ユーロドル
国内口座:0.3pips程度
海外口座:0.6〜2.3pips

経費なので、当然少ないに越したことはありません。

メジャー通貨ペア以外でも相対的に国内FX業者の方がスプレッドが狭い傾向にあります。

1日で数十回、数百回取引するようなスキャルピングトレードではスプレッドコストはバカになりませんので、要チェックすべき項目です。

②レバレッジ

レバレッジとは証拠金の〇〇倍の資金量の取引ができる仕組みです。

この項目が国内口座と海外口座の最も異なる点です。

レバレッジ

国内口座:最大25倍まで
海外口座:数百倍、数千倍など制限なし

くっき~
くっき~

そんな違うのっ?

高いレバレッジは危険という考えがありますが、考え方次第で変わります。

レバレッジの影響

●レバレッジが低いと…
・証拠金が多く必要
・追証、ロスカットになりやすい
・強制ロスカット後にお金が多く残る
●レバレッジが高いと…
・証拠金が少額で済む
・追証、ロスカットになりにくい
・強制ロスカット後にお金はほぼ残らない

海外FXをオススメする最大の理由は「証拠金が少額で済む」という点です。

国内口座に比べてトレード中の選択肢も多いので、単純にハイレバレッジが危険とは言えないでしょう。

③追証・ゼロカット

「追証」とは証拠金維持率が一定以下になると発生し、証券会社の指定する時刻までに「追加入金」または「ポジションの一部決済」をしなければ強制決済されるものです。

先ほども少し触れましたが、国内口座の方がレバレッジが低いため追証は発生しやすくなります。

ちなみに証券会社から「維持率を下回っているので、追加で入金して下さい」と連絡がくることを「マージンコール」と言います。

「ゼロカット」とは預けている証拠金がマイナスになった場合にそのマイナスを「帳消し」にしてかれる仕組みです。

これは海外口座特有のものです。

借金リスク

国内口座:ある
海外口座:ない

FXでは追証や強制ロスカットの仕組みがあるため、基本的に証拠金がマイナスになることは少ないです。

しかし為替相場のクラッシュや大きな窓が空いた場合に、レバレッジ取引を行っているとマイナスになる可能性があります。

引用元:Tradingview 2021/3/22 TRY/JPY
くっき~
くっき~

凄い空間できてるやん…

もしレバレッジをかけて買いのポジションを保有していたとしたら借金を抱える場合もありますが、海外口座ではその心配はありません。

FXはこういったポジション保有リスクが大きいため、国内口座で証拠金を多く預けていると予想外の損失を被ることがあることもしっかり覚えておきましょう。

④取扱銘柄数

取扱銘柄数は証券会社ごとに異なりますが、総合的に見て海外業者の方が豊富です。

ドル円やユーロドルなどのメジャー通貨はどちらも取り扱いがありますが、マイナー通貨・コモディティ・株式指数CFD・仮想通貨などは海外業者が圧倒しています。

ただ取引したい商品があれば、そこまで気にしなくて良いと思います。

⑤取引ツール

取引ツールに関しては「使い慣れ」という点が1番なので、一概にどちらが良いとは言えません。

ただ後々のことを考えると海外口座の方が使い勝手が良いと思います。

取引ツールの違い

国内業者:証券会社ごとの独自ツール
海外業者:共通の取引ツール
●共通の取引ツール例
・メタトレーダー(MT4やMT5)
・cTraderなど

海外業者は同じ取引ツールと連携しているため、後に証券会社を変更しても使い方に困ることはありません。

しかし国内業者ではそれぞれが独自のツールを提供しているため、証券会社を変えると使い方を1から覚え直さなくてはなりません。

⑥システムトレード

システムトレードとは自動売買のことを言い、決められたルールに従ってコンピュータが自動で売買を行うものです。

自動売買について詳しく知りたい方はコチラの記事をどうぞ!

ネット上には多くの自動売買システムが転がっておりますが、取引ツールのメタトレーダーを利用したものが多いです。

「MQL4」という簡単な言語が利用されているので、誰でも一冊の本を買えば売買ルールを決めて、自動売買システムを作ることもできます。

しかし国内業者では自動売買システムを提供している会社はあるものの数が少なく、システムトレード自体を禁止しているところもありますので、自動売買をしたい方は海外口座を選ぶ方が良いでしょう!

⑦入出金

入出金は精神的な面も含めて、国内業者の方が優れています。

国内FX業者海外FX業者
入金方法銀行振込クレジットカード、海外送金、仮想通貨
スピード早い海外送金は少し時間がかかる(1~5日程度)
手数料入金はほぼ無料、出金は有料もある指定する銀行によっては有料

さらに海外FX業者の中には悪質な業者もいて「出金拒否をされた」というような話もありますので、注意が必要です。

くっき~
くっき~

どうすんや?

冒頭に少し説明しましたが、海外FX業者を選択する場合は「金融ライセンスを取得しているかどうか」を必ずチェックしましょう。

取得してない業者は絶対に選ばないようにして下さい。

⑧キャンペーン・ボーナス

FXでは「新規の口座開設」や「取引量」に応じたキャッシュバック系のボーナスやキャンペーンがあります。

キャンペーン、ボーナス自体は国内業者も海外業者も似たようなものですが、条件やキャッシュバック額が全然違います。

キャッシュバック違い

●キャッシュバック条件
国内口座:厳しい
海外口座:緩い
●キャッシュバック額
国内口座:少ない
海外口座:多い

キャンペーンやボーナスに関しては海外口座の方が条件が緩い上にキャッシュバックも多いです!

⑨サポート体制

サポートに関しては国内業者の方が少しスピード感があるくらいで、そこまで差はありません。

どちらもメールでの問い合わせが基本ですが、最近はAIチャットなども増えていますね。

優良の海外業者なら日本語対応、日本人スタッフも在籍しているためその点も心配ありません。

⑩税金

国内業者と海外業者では利益に対して課せられる税率が異なります。

くっき~
くっき~

税金、嫌い…

税率の違い

国内口座:20.315%
海外口座:15〜55%

国内口座の場合は、他の所得と切り離して考える分離課税が適用されるため、どれだけ稼いでも「一律20.315%」の税率です。

しかし海外口座の場合、利益は「雑所得」扱いとなり、本業の所得と合算して税率を計算します。

日本の所得税は収入が多いほど税率が高くなる「累進課税」が適用されるため、税率にかなり幅がありますね。

所得額所得税率控除額
〜195万円5%0円
195万~330万円10%9.75万円
330万~695万円20%42.75万円
695万~900万円23%63.6万円
900万~1,800万円33%153.6万円
1,800万~4,000万円40%279.6万円
4,000万円~45%479.6万円

本業の課税所得と海外FXの利益を合算したものが「330万円」のラインを超えると、海外口座の税率の方が高くなります(住民税も含む)。

既に所得が高い方は国内口座の方が税率が安くなる可能性が高いです。

海外FXの副業による税金の計算方法はコチラの記事を参考にして下さい!

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は【国内口座と海外口座の違い】についてお伝えさせて頂きました。

これまでの比較を含めてオススメするのは「海外口座」です!

理由は…

  1. 証拠金が少額で済む
  2. 最悪の場合でも借金リスクが無い

この2点だけです。

そもそもFXは「投資」では無く、短期的な「投機」に向いた投資商品で、余剰資金が少ない人でもリスクを取れば多くの利益を狙うことが出来るのが最大のメリットです。

このリスクを取りたくなければ他の投資商品を選ぶ方が良いでしょう!

いきなり海外口座は不安という方は最初だけ少ない証拠金で取引できる国内口座でやって、慣れてきたら乗り換えるというのもありかなと思います。

以上、お役に立てれば幸いです!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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