こんにちは、くっき~です!
この記事では
・FXって何?
・どういう投資なの?
・どんな人にオススメ?
という方に向けて、分かりやすく解説していきます!

先に結論言うでっ!
・為替レートを上か下か予想して利益を狙う
・FXは金利を貰って利益を得る
・効率よくお金を儲けたい人がやる投資
ネットやSNSを見ていると「たった1日で自分の月収や年収を稼ぐ人」なんて人もいたりして、働くのが嫌になったような経験は無いでしょうか?
しかし全ての投資はリターンが大きければリスクも大きいので、知識が無いままに始めると痛い目をみてしまうかもしれません。
この記事ではFXがどんな投資なのか、利益が出る仕組みはどうなっているか、どんな人にオススメかを分かりやすく解説しますので、ぜひ参考になさって下さい!

気合い入れてーいってみよう!
FXとは
FXとは「Foreign Exchange」の略で、外国為替証拠金取引のことを指します。
証拠金と言われる担保を証券会社に預けて、外貨を買ったり売ったりすることで損益が発生する投資商品です。
・USD(ドル)
・EUR(ユーロ)
・GBP(ポンド)
・AUD(豪ドル)
FXで利益を得る方法は2パターンありますので、まずはそれから理解していきましょう!

順番にいくでー!
利益が出る2つの仕組み
FXで利益を得る方法は大きく分けて2つです。
・為替差益
・スワップポイント

1つずつ説明するで!
為替差益
為替差益とは「為替レートの価格が上がるか下がるかを予想して利益を狙う」方法のことです。
為替レートというのは言い換えれば「両替レート」みたいなものです。
例えば海外旅行でアメリカに行くことをイメージしてみて下さい。
アメリカでは日本の通貨である「円」は使えませんので、空港や現地の両替所で「ドル」に両替えする必要がありますよね?

しかし、両替レートというのは常に変動しているため、同じ1万円を両替えしたとしても「どのタイミングで両替えするか」によっていくらドルが受け取れるかは異なります。
●1ドル/90円
10,000円÷90円=111.11ドル
●1ドル/100円
10,000円÷100円=100ドル
●1ドル/110円
10,000円÷110円=90.9ドル
1ドル/90円の時に旅行する方が「ドル」を多く受け取っていることか分かりますね。
次は日本に戻ってきた時のことも考えてみましょう!
日本に戻るときはさっきとは逆で仮に持っている「ドル」を「円」に両替えし直す必要があります。
仮に100ドル持っているとしましょう。
●1ドル/90円
100ドル×90円=9,000円
●1ドル/100円
100ドル×100円=10,000円
●1ドル/110円
100ドル×110円=11,000円
このように為替レートが違うことで、ドルを円に変えた時の金額が変化していることが分かります。
為替レートの変化を利用して利益を手に入れるなら次のようにすれば可能です。
①1ドル/100円の時に円をドルに両替え
→10,000円÷100円=100ドル
②1ドル/110円の時にドルを円に両替え
→100ドル×110円=11,000円
結果:11,000円ー10,000円=1,000円の利益
110円ー100円=10円の為替差益を得たことになりますね。
FXは空港や両替所まで行かなくても、これらの取引をネット上で全て完結させることができます。
FXは為替レートを「商品」のように見立て、上がるか下がるかを予想して「為替差益」を得ることができる投資商品ということです。
これがFXで利益が出る1つ目の仕組みです。
スワップポイント
スワップポイントとは「金利差調整分」と呼ばれ、2国間の金利差によって発生する損益です。

何言ってるの?
日本を含め世界中の国は定期的に自国の国の政策金利というものを決定しています。

金利の差分だけ毎日スワップポイントが発生し、受け取る場合もあれば支払う場合もあります。
●受け取る場合
高金利通貨を買い、低金利通貨を売る
●支払う場合
低金利通貨を買い、高金利通貨を買う
買いとか売りとかややこしくなってきたら「両替え」を思い出して下さいね。
外貨を手にするには自分の持ってる日本円を渡して(売って)、その分の外貨を受け取る(買う)イメージです。
例えば2021年10月時点で金利の高い通貨はトルコの「18%」、金利の低い通貨としては日本の「ー0.1%」で考えてみましょう。

日本はマイナス金利やな!
すると金利の差分は18%ー(ー0.1%)なので、+18.1%になります。

このスワップポイントを受け取りたいなら金利の高い「トルコリラ」を買い、金利の低い「円」を売り、反対に「トルコリラ」を売って「円」を買うとスワップポイントを支払うことになります。
トルコと日本の為替レートは「TRY/JPY(トルコリラ/円)」という商品なので「TRY/JPY」を買って保有するだけで、毎日スワップポイントをチャリンチャリンと貰うことができます。

注意も必要やで!
金利が高いほど国の情勢が安定しておらず、資金調達のために金利を高くしている傾向がある
日本を含めてスワップポイントをもらっても為替差損益がマイナスならFX取引とはしては失敗になるので、気をつけましょう!
FXの3つの特徴
FXには他の投資商品と異なる大きな3つの特徴があります。
・取引時間
・レバレッジ
・売りから注文できる

これも1つずつ解説していくで!
取引時間
FX取引は為替市場が開いている平日の24時間取引することが可能です。
もう少し厳密に言うと、月曜日の午前7時から土曜日の午前6時まで(平日でもメンテナンス時間は取引不可)なら常に取引が可能です。
世界の市場が対象なので、日本の祝日も関係なく為替レートは変動します。
土日以外で為替レートが停止するのは「1月1日」のみで「12月25日」のクリスマスは時間短縮となります。
例えば日本の株式市場は午前9時~午前11時30分、午後12時30分から午後3時までしか取引できないと考えると、時間帯を選ばず取引ができるので副業としても取り組みやすい投資商品と言えます。
レバレッジ
レバレッジとは自分の資金力の何倍もの取引を可能にする仕組みです。
日本では最大25倍まで可能です。

25倍っ!?
レバレッジ1倍:100万円
レバレッジ25倍:4万円

えぇぇぇーっ!?
日本の株式にもレバレッジに似た「信用取引」というものがあり、自己資金の約3倍までの取引が可能ですが25倍には到底及びません。
FXは少資金でもレバレッジを利用することで大きな利益を得ることができるので、最も資金効率の良い投資商品と言えます。
売りから注文できる
FXの3つ目の特徴は「売りから注文できる」です。

どういうこと?
基本的にほとんど投資商品は「安く買って高く売る」ことで利益を得ることができます。

「将来的に価値が上がるだろう」と思って先に買うわけですね。
しかし、一般的な投資商品では「将来的に価値が下がるだろう」と思った時はそこで買うと損をしてしまうので、価値が下がるまで指をくわえて待つことしかできませんでした。
FXでは「将来的に価値が下がる」と思えば、「先に売って後から買い戻す」ということができるので、価値が上がる時も下がる時も利益を狙うことができます。

たびたびの比較になりますが、日本の株式でも「空売り」という「先に売って後で買い戻す」という似た仕組みがあります。
ただ、可能な銘柄が限られていたり、期間も約6ヵ月以内に買い戻さなくてはならないなどの条件があるのでFXに比べると使い勝手が悪いです。
他の投資商品と比べても取引チャンスが2倍あるので、この点でも資金効率が良いと言えますね。
FXをオススメできる人
これらの特徴をふまえてFXをオススメできる人は次の人です。
・若い人(失敗しても取り返す時間がある)
・リスクを取って一気に儲けたい人
・お金の制御ができる人
FXはうまくいけば一気に資金が増える投資商品です。
株式や投資信託、不動産投資では年利10%(100万円投資して10万円増えた)なら上出来です。
しかしFXでは1ヶ月で資金が倍になることも珍しくありません。

FX早くやりたーい!
ただ全ての投資商品のリスクとリターンは表裏一体、それだけのリターンが期待できるなら同じようにそれだけのリスクもあります。
投資経験がない人が退職金でFXを始めて、悲惨な結果になったというようなニュースは調べればいくらでも出てきますし、FXで勝ち続けている投資家は全体の約1割〜2割までとも言われています。
失敗してもやり直す時間がある、または損しても割り切ってお金の歯止めがきくという人で、効率よくお金を稼ぎたいという人にFXはオススメできる投資商品です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は【FXとはどんな投資商品か、どんな人にオススメか】についてお伝えさせて頂きました。
最後にポイントをまとめると…
- FXは最も資金効率の良い投資
- リスクもリターンも大きい
- リスクを理解して、ムキにならない人にオススメ
個人的にFXは投資手段として「あり」だと思いますし、まずはやってみるというのも良いと思います!
しかしいきなり大きな資金でやったり、知識が無いままスタートすると「致命傷」を負ってしまうかもしれません…
基礎や最低限の知識は覚えてから始めるようにしましょう!
コチラの記事で基礎的な専門用語をまとめていますので、良ければ参考になさって下さい!
以上、お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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