こんにちは、くっき~です!
この記事では
・FXの専門用語が多すぎて分からない…
・何から覚えれば良いか分からない…
という方に向けて、分かりやすく解説していきます!
・FX用語をある程度網羅
・FX取引をする前の最低限の知識
FXの勉強を始めると今まで聞いたことのないような専門用語が多く出てきます。
専門用語の説明文に中にまた知らない専門用語が出てきたりして、嫌になったりしたことはありませんでしょうか?

もう嫌…意味わからんすぎ…
この記事ではFXをするのに最低限必要な専門用語を50個選出し、分かりやすく短的に解説しておりますので、ぜひ参考になさって下さい!
知りたい用語がある場合は「目次」から選択して下さい!

ではでは~!いってみよう!
- 基本用語50選
- 1.証拠金
- 2.必要証拠金
- 3.証拠金維持率
- 4.強制ロスカット・追証
- 5.通貨ペア
- 6.レバレッジ
- 7.ロット
- 8.pips(ピップス)
- 9.ポジション
- 10.約定
- 11.ロング
- 12.ショート
- 13.ASK
- 14.BID
- 15.スプレッド
- 16.スリッページ
- 17.スワップ
- 18.ロールオーバー
- 19.チャート
- 20.ローソク足
- 21.含み益
- 22.含み損
- 23.利確
- 24.損切り
- 25.トレンド相場
- 26.レンジ相場
- 27.順張り
- 28.逆張り
- 29.押し目
- 30.押し目買い、戻り売り
- 31.指値注文(Limit Order)
- 32.逆指値注文(Stop Order)
- 33.成行注文
- 34.難平(ナンピン)
- 35.途転(どてん)
- 36.両建て
- 37.ボラティリティ
- 38.出来高
- 39.テクニカル分析
- 40.ファンダメンタルズ分析
- 41.スキャルピングトレード
- 42.デイトレード
- 43.スイングトレード
- 44.スワップトレード
- 45.外国為替市場
- 46.東京市場
- 47.ロンドン市場
- 48.ニューヨーク市場
- 49.円高
- 50.円安
- まとめ
基本用語50選
1.証拠金
証券会社の口座に預けている(入金した)資金。
証拠金を担保にレバレッジをかけたFX取引が可能。
2.必要証拠金
取引するのに最低限必要な証拠金。
為替レート:1ドル=100円
レバレッジ:25倍
100万円÷25倍=40,000円
※通貨ペアごとに必要証拠金の額は異なります。
3.証拠金維持率
必要証拠金と自分の総資産の割合のこと。
保有ポジションに対して自分の口座資金がどれくらい余裕があるかを表したもの。
証拠金維持率=純資産÷必要証拠金×100
一定率を下回ると「強制ロスカット」や「追証」の対象になります。
4.強制ロスカット・追証
証拠金維持率が証券会社の定める一定率を下回ると強制ロスカット、追証の対象となる。
証拠金維持率100%以下:追証対象
証拠金維持率20%以下:強制ロスカット
追証対象となった場合は証券会社の定める時刻までに「追加入金」もしくはポジションの「一部決済」をしなければ強制決済される。
強制ロスカット対象は有無を言わさず「強制決済」される。
維持率が下がるのは「含み損が大きくなっている」または「口座からお金を引き出す」ことによって起こります。
5.通貨ペア
2国間の通貨の組み合わせ。
米国と日本なら「USD/JPY」や「米ドル/円」と表記され、呼び方は「ドルエン」です。
6.レバレッジ
証拠金の〇〇倍の資金量で取引ができる仕組み。
国内口座:最大25倍
海外口座:1,000倍などもある

倍率は範囲内で自分で決めれる!
海外口座とは日本の金融庁に登録していない、海外FX業者の口座のこと。
7.ロット
取引量の単位のことで「枚」と表すこともある。
多くの場合「1ロット=10,000通貨」とされることが多いが、証券会社によって異なる場合もある。
8.pips(ピップス)
全通貨共通の最小単位のこと。
日本:1pips=1銭
米国:1pips=0.01セント
9.ポジション
通貨を保有している状態、建玉(たてぎょく)とも言う。
買っていたら:買いポジション
売っていたら:売りポジション
10.約定
売買が成立すること。
11.ロング
買いポジションを保有して決済していない状態。
12.ショート
売りポジションを保有して決済していない状態。
13.ASK
買値、買えるレート、値段。
14.BID
売値、売れるレート、値段。
15.スプレッド
買値と売値の差で実質の「手数料」となる。
ASK:100.003
BID:100.000
スプレッド:0.3pips
ASK:1.10003
BID:1.10000
スプレッド:0.3pips
スプレッドが狭いほど「顧客有利」、スプレッドが広いほど「業者有利」となります。
16.スリッページ
注文レートと約定レートの価格差。
FXでは実際に注文したレートで必ず約定するわけでない。
注文レート:100.000
約定レート:100.010
スリッページ:1pips
スリッページが多い業者には注意が必要です。
17.スワップ
2国間の金利差調整分のこと。
異なる金利の通貨ペアを保有することで、金利差分のスワップポイントを受け取る、または支払うことになる。
●受け取る場合
高金利通貨を買い、低金利通貨を売る
●支払う場合
低金利通貨を買い、高金利通貨を買う
18.ロールオーバー
ポジションを翌日営業日に持ち越すこと。
ロールオーバー時にスワップポイントの受け取り、又は支払いが発生します。
19.チャート
一定期間の価格の推移をグラフ化したもの。

投資家心理や価格の分析にも利用できる。
簡単な見方などはコチラでも紹介しております!
20.ローソク足
一定期間における価格の動きを4本値(4つの価格)で表したもの。
先ほどのチャートに1本1本表示されているものですね。


21.含み益
保有しているポジションの未確定分の利益、評価益とも言う。
利益が出ているけど決済していない状態。
22.含み損
保有しているポジションの未確定分の損失、評価損とも言う。
損失が出ているけど決済していない状態。
23.利確
含み益のポジションを決済すること。
24.損切り
含み損のポジションを決済すること。
25.トレンド相場
一方方向への価格の動き、相場の傾向。
上昇トレンド:価格の上昇が継続
下降トレンド:価格の下落が継続


26.レンジ相場
価格の動きが一定の範囲内で上下している状態、相場の傾向。


27.順張り
上昇トレンド時に買う、下降トレンド時に売る手法。
28.逆張り
上昇トレンド時に売る、下降トレンド時に買う手法。
29.押し目
価格の上昇が続いている時に一時的に価格が下落することを「押し目」と言う。


30.押し目買い、戻り売り
押し目のタイミングで買うことを「押し目買い」、下降トレンド時の一時的な上昇の際に売ることを「戻り売り」と言う。


手法と考えてええで!
31.指値注文(Limit Order)
現時点の価格よりも「良い価格で予約注文」する方法。
現在価格:100円
指値価格:98円
相場を見ていなくても、価格が98円まで下がったら自動で買い注文が約定する。
現在価格:100円
指値価格:102円
相場を見ていなくても、価格が102円まで上昇したら自動で売り注文が約定する。
32.逆指値注文(Stop Order)
現時点の価格よりも「悪い価格で予約注文」する方法。
現在価格:100円
指値価格:102円
相場を見ていなくても、価格が102円まで上昇したら自動で買い注文が約定する。
現在価格:100円
指値価格:98円
相場を見ていなくても、価格が98円まで下がったら自動で売り注文が約定する。
33.成行注文
通貨ペアと数量だけ指定し、価格は指定せずに注文する方法。
とにかく今すぐに買いたい(売りたい)という時に使う注文。
34.難平(ナンピン)
含み損のポジションの平均コストを下げるために同じ通貨ペアのポジションを加えること。
●最初の注文
購入価格:100円
数量:10
●2回目の注文
購入価格:90円
数量:10
●保有状況
購入平均価格:95円
数量:20
数量が倍になるのでリスクが大きくなることも覚えておきましょう!
35.途転(どてん)
保有ポジションを決済すると同時に元々保有していた方向と逆の方向に新規注文を行う手法。


36.両建て
同じ通貨ペアの買いと売りの両方を保有すること。


ほぼメリット無いで!
37.ボラティリティ
価格の変動率のこと。


価格の値動きが大きい時は「ボラティリティが高い」と表現します。
38.出来高
売買が成立した数量のこと。
39.テクニカル分析
過去の価格の推移や統計データから相場の方向性を予測する分析方法。
40.ファンダメンタルズ分析
国や地域の経済状況から相場の法則性を予測する分析方法。
分析方法についてはコチラで詳しく解説しております!
41.スキャルピングトレード
注文後、数秒から数分単位で決済する手法。
取引時間が最も短い手法です。
42.デイトレード
注文後、同日中にに決済する手法。
ポジションを翌日に持ち越さない取引手法とも言えます。


たまに聞くデイトレーダーってこのことか!
43.スイングトレード
注文後、数日から数週間の間に決済する手法。
スキャルピングやデイトレードと比較すると保有期間が長い取引手法になります。
44.スワップトレード
高金利通貨を保有することで金利を得る手法。
45.外国為替市場
円やドルなど異なる通貨を交換(売買)するネット上の「場」のこと。


実在してないで!
外国為替市場では特に次の3つの市場が有名です。
・東京市場
・ロンドン市場
・ニューヨーク市場


海外には「夏時間」と「冬時間」という概念があり、「冬時間」の場合は1時間後ろにずらして考えます。
46.東京市場
日本時間の朝9時~17時。
主体通貨:円(JPY)、豪ドル(AUD)
3大市場の中では比較的動きがゆっくりな傾向がある。
※東京の朝9時は夏時間も冬時間も関係なく、変わりません。
47.ロンドン市場
日本時間の16時~深夜2時。
主体通貨:ユーロ(EUR)、GBP(ポンド)
トレンドが出やすく、取引量が最も多い市場。
48.ニューヨーク市場
日本時間の21時~翌朝6時。
主体通貨:ドル(USD)
価格の乱高下が多く、トレンドやレンジの判断が難しい。
49.円高
円の価値が高い状態。
1ドル100が1ドル90円になると「円高」です。
ドルの価値が安くなっているので「ドル安円高」とも言います。
50.円安
円の価値が安い状態。
1ドル100円が1ドル110円になると「円安」です。
ドルの価値が高くなっているので「ドル高円安」とも言います。


セットで覚えよな!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は【FXの基本用語50選】についてお伝えさせて頂きました!
「50選は多いよ…」と思われた方もいるかもしれませんが、知識をつけないまま始めることは「装備なしでドラゴンを退治しに行く」ようなものです…


ぎゃははー!よわっちぃぜ-!


ぎゃーーーーーー
FXは厳しい世界なので、始める前に最低限の知識はつけておきましょう!
そもそもFXって何?という方はコチラの記事を参考になさって下さい!
以上、お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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