こんにちは、くっき〜です!
この記事では
- 家は購入すべき?賃貸にすべき?
- どっちの方が得なの?
- 色んな意見が多くて分からない…

もうどっちかはっきりして!
という永遠のテーマに悩む方に向けて、リスクコントロールという視点から選び方を紹介します!

先に結論言うでっ!
- お金は持ち家の方が得!
- 満足度は持ち家の方が高い!
- リスクは賃貸の方が小さい!
人生で最も大きな支出となるのが住宅費です。30代、40代ともなるとローンを組める年数を考えて、住宅を購入すべきか悩む人も多いと思います。
しかしネットなどで調べても、持ち家派、賃貸派などと主張しながら様々な論争が繰り広げられており、結局どっちが良いのか分からないという人もいるのではないでしょうか?
そこでこの記事では、3つの視点からどちらが有利かを考えています。あなた自身の最も優先度の高い欲望はどれなのかというのも一緒に考えてみて下さい!

よっしゃー、いってみようっ!
住宅購入者へのアンケート

私のような賃貸住みの人間が「絶対賃貸の方が良いでしょ」と言うと持ち家の人はこう思うでしょう。

持ってないくせに何が分かるの?
そこでこんなアンケートを見つけたので、先に紹介します。

経験者に聞くわけやな!
いいえ67%、はい33%
先ほどの質問に対して「いいえ」つまり持ち家の方が良いと答えた人が67%、賃貸に引越したいと答えた人が33%という結果になったようです。

3人に1人は引越したいと思ってるわけやな!
いくつかあるアンケートの内容をざっくりまとめると、それぞれのメリットデメリットが見えてきますね。
- 賃貸は生涯家賃を払い続けなければいけない。
- ローンが終われば自分のものになる。
- 資産として残る。
- 気持ちが満たされる(リラックスできる)。
- 自分の家という安心感がある。
- 大家さん、隣人に気を遣わなくて良い。
- 引越しはお金も手間もかかる。
- 庭を自由にアレンジできる。
- 修繕やリフォームを自分でするのがめんどくさい。
- ご近所付き合い、トラブルが嫌。
- 住んだ後に周りに高い建物が建ち、日当たりが悪くなった。
- 駅から遠くて老後が不安。
- 老後2人で住むには広すぎる。
- 資産価値が減るのがストレスに感じる。
こう見ると、あらかじめ予想できそうなこともありますが、やはり住んでみないと分からないことも多いようですね。
3つの視点
ではここから「お金」「満足度」「リスク」の3つの視点からどちらが有利なのか見ていきたいと思います。
お金 → 持ち家が得
生涯支払うお金は持ち家の方が少なくなります。
色々と前提条件(低金利の持続など)は必要なものの、終わりがある住宅ローンと終わりのない家賃ではトータル金額に差が出るのは当然かもしれません。


一説では約1,300万円ほどの差になるとも言われてるで!
実際に不動産営業マンのセールストークは「今と同じ家賃で広い部屋に住めて、ローンが終われば自分のものになりますよ」というものは嘘ではありません。
持ち家には固定資産税や修繕費がありますが、賃貸には更新料や引越し代がありますので、その辺は大きな差にはなりません。
ただし、トータル金額が少ない=家計状況が良いというのは間違いです。
優良家計は純資産が黒字の状態を指します。
- 資産合計:3,500万円
- 現金:500万円
- 株式:300万円
- 住宅売却価格:2,700万円
- 負債合計:3,000万円
- 住宅ローン:3,000万円
- 純資産:500万円の黒字
- 純資産=資産合計ー負債合計
もし、負債合計のほうが大きいなら家計としては危険です。いざという時にローンだけが残る結末がありえるからです。家計を見直して、黒字になる行動をしていきましょう!
満足度 → 持ち家が高い
色んなアンケートを見ていても「住宅を購入して良かった」と答える人が多いですね。
特によく見られるのは「ストレスが少ない」「家があるという安心感」でした。
借りていると棚を1つ付けるのも許可を取らなければいけないし、子供が騒ぐのも過剰に気になったりして生活自体が窮屈に感じてしまうという意見です。


凄い分かるわぁ…
老後にも家があるという安心感やローンの支払いも自分のものになるための支払いと思えば、頑張れるとの意見もありました。
ステータスという点でも満足を得られるでしょう。
「最近家建てたんだ~、〇〇区だよ〜」と話せば「すご〜い!あそこ高いのにね〜」なんて言われて、なんとなく嬉しい気持ちになるのも分かる気がします。
賃貸派の人は知らないだけで、マイホームを持ったら考えが変わるかもしれません。
ただし、失敗談もしっかり頭に入れておく必要はあります。


住宅の業界では「家は3回買って、初めて理想の家に出会える」なんて言います。
理想が全て叶うと思っていると、後悔することになるかもしれません。
リスク → 賃貸が小さい
まずはそれぞれの最大リスクを挙げてみます。
- 持ち家:ローンのみが残る
- 災害で倒壊する
- 離婚、離職など売却を迫られる
- 賃貸:住む家が無くなる
- 高齢、無収入で貸してもらえなくなる
それぞれリスクはどちらも大きいですが、リスクコントロールをしやすいのは賃貸です。
その理由は対策できる時間の長さです。
高齢になって無収入でも現金をたくさん持っていれば、大家さんと交渉もできますし、なんなら安い物件を買ってしまうこともできます。


もちろん貯めておく必要はあるで!
しかし、持ち家のリスクは全くよめません。
災害も離婚も離職もいつ急にやってくるか分かりませんし、ローンを組んで35年以内に起きれば家の売却を迫られるケースがあります。
その時に売却額よりもローン残高のほうが大きければ、借金だけが残り、新たな家賃とローンの残債を二重に払うことになります。


そんなことになったら借金返済人生やん…
実際コロナ後は住宅ローンの相談件数が大幅に増加しています。


住宅ローンは余裕を持って組まないと大きなリスクを負うことになりますね。
欲望に優先順位をつける
住宅に限らず何でもそうですが、欲しいものを全て手に入れようとすればお金は足りません。
何かを得るには何かを捨てなければいけません。


とにかくトータルの費用を抑えたいなら、住宅の満足度(広さや設備など)を諦めたり、今後のあらゆる変化のリスクを受け入れる必要があります。
満足度を高めるなら、たくさんの借金をしてでも立地や住宅環境に資金を投じて、さらなるリスクを受け入れる必要があります。
そして、私のようにリスクを最優先にするなら、トータルの支払いは多くなって、住宅の満足度を下げてでもリスクは回避して賃貸を選ぶという選択肢があります。
最終的に面白くない答えになってしまいますが…
持ち家か賃貸かは、あなた(家族)が最優先する欲望はどっちが有利なのかが最も重要であり、それ以外は諦めたり受け入れる覚悟が必要だということです。持ち家か賃貸かに正解が無いのは、人によってこの価値観が異なるためですね。他人の価値観ではなく自分の価値観で最重要項目を決めましょう!


1番の失敗は他人の価値観で決めること!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は【3つの視点で見る持ち家vs賃貸】についてお伝えさせて頂きました。
最後にこの記事をまとめると…
- 得なのは持ち家!
- 満足度が高いのも持ち家!
- リスクが大きいのも持ち家!
このように持ち家はハイリスクハイリターンのお買い物です。
住宅ローンは言い方を変えてしまえば借金ですから、そこだけは絶対に忘れないようにしましょう。
以上、お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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