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【持ち家?賃貸?】賃貸を選ぶ4つの理由を紹介します!

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こんにちは、くっき~です!

この記事では

悩み
  • 賃貸を選ぶ理由は?
  • 持ち家のほうが資産も残って得でしょ?
  • このまま賃貸で良いのかなぁ…

という方に向けて、賃貸を選ぶ4つの理由を紹介します!

くっき~
くっき~

その理由がこちら!

4つの理由
  • リスクが小さい!
  • 管理がラク!
  • ポートフォリオが偏らない!
  • 金利は貰いたい!

持ち家か賃貸かは永遠のテーマですが、持ち家を選ぶ人が6割以上と多いようです。

実際計算しても持ち家のほうが生涯の支払い額は少なく、資産として残る可能性もあります。

しかし、それでも自分に合うのは賃貸だと思っています。

そこでこの記事では、賃貸を選ぶ(どちらかというと持ち家を選ばない)4つの理由を紹介していきます。

どちらか迷っている人や現在賃貸住みの人には参考になる部分もあると思いますので、ぜひ目を通してみて下さい!

くっき~
くっき~

そんじゃ、いってみようっ!

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①リスクが小さい

持ち家と賃貸では持ち家の方が圧倒的にリスクが大きいです。

くっき~
くっき~

どんなリスクがあるの?

持ち家のリスク
  • 価格変動リスク
  • 流動性リスク
くっき~
くっき~

どっちにするにしても、リスクを把握することは大事やで!

価格変動リスク

家も土地も価格は大きく変動します。

まずは家です。

アメリカやイギリスでは年数を重ねるごとに住宅価格は上昇傾向にありますが、日本は逆です。

約30年もすれば住宅の価値は0になるとも言われていますよね。

引用元:SUUMO

マンションは一定のペースで価値が落ちていきますが、戸建ては購入直後から急速に価値が低下していますね。

築20年を超える頃には戸建ての価値は当初の10〜20%程度です。

くっき~
くっき~

そんな下がるのか…

しかしここでもっと重要なことはどちらも、新築時が最高値であり、そこからは下落傾向にあるということです。

もちろん立地や状況により価値が上昇する物件もありますが、稀であることは間違いありません。

そんな物件を素人が見つけ、継続して正しいメンテナンスをしていくことは難しいでしょう。

次は土地の価格です。

引用元:INVEST ONLINE

東京の土地は平成25年からは上昇傾向にあるものの、バブルからは約半分にまで価格が下落しているのが分かります。

きらびやかに見える横浜でもMAXの時から価格は約5分の1まで落ちています。

引用元:INVEST ONLINE
くっき~
くっき~

まじか、やばいやん…

流動性リスク

流動性リスクとは「売りたい時に売れないリスク」のことで、取引量が少ないほど流通性リスクは高くなります。

例えば、自分の持ち物をフリマサイトで売却しようする時、誰も名前も知らないサイトで販売するのとメルカリのような認知度の高いサイトで販売するのとあなたはどちらを選びますか?

くっき~
くっき~

そりゃあメルカリでしょ!

そうです。

なぜなら、そのほうが高く買ってもらえる可能性が高いと考えるからです。

人が少なければ安く買い叩かれてしまうか、そもそも買ってもらえないリスクもあります。

これが流動性リスクです。

くっき~
くっき~

でも売るつもりなんて無いけど?

最初はそうかもしれませんが、問題は売らざるを得ない状況になった時です。

離職や収入ダウン、離婚や親の介護など年齢を重ねれば状況が変わらないことはありません。

そうやって売るしか無い状況でも、残りのローン残高より高く買ってくれる、または毎月のローン返済より高く貸すことができるという可能性は極めて低いです。

くっき~
くっき~

確かにちょっと怖いかも…

②管理がラク

賃貸は持ち家に比べて「メンテナンス」や「支出管理」がラクです。

住宅は経年と共に劣化していきます。築10年を超えたあたりから少しずつガタがきて、修理やメンテナンスが必要になります。

「マンション住みで修繕費払ってるから」と勘違いしている人もいますが、それは共有部(外壁や窓、玄関)の話であって占有部(主に家の中)に関しては全て自分でメンテナンスしなければなりません。まず最初に壊れやすいのがお湯を沸かす給湯器ですが、モノによって10万円〜30万円程度かかります。

戸建ての場合は10〜15年ごとに屋根や外壁のメンテナンスも重要で、足場を組んで作業をするため高額になります。

塗装なら60〜100万円程度、屋根の葺き替えともなればそこからプラス100万円程度必要になるでしょう。

くっき~
くっき~

そんなん急に払えるかいなっ!

定期的にやってくるメンテナンスの費用はどれも高額で、予期せぬ時にもやってきます。修繕費として少しずつ積み立てていたとしても、修理が重なれば不足するかもしれません。

持ち家を買うならこのような支出をあらかじめ想定しつつ、かなり余裕を持って積み立てておかなければいけません。

住宅ローンをギリギリで払えるようでは、いざという時に家計が破綻してしまうのです。

くっき~
くっき~

リフォームも住宅購入と同じで、予算に収まる人はほとんどおらんで!

その点賃貸は、修理が必要なら大家さんに連絡して修理してもらうだけで済みます。

グレードの良いものが期待できるわけではありませんが、支出も業者も悩む必要はありません。

家賃と更新料さえ把握しておけばお金の心配をしなくて良いのです。

いざという時の引越し代は貯蓄しておく必要はありますけどね。

③ポートフォリオが偏る

3つ目の理由は持ち家はポートフォリオが偏る点です。

ポートフォリオとは
  • 様々な資産の組み合わせのこと。
  • リスク分散の効果がある。

例えば総資産500万円(借金なし)の人がいて、その内400万円は現金(貯金)、100万円は株式だったとすると…

総資産500万円
  • 現金400万円:80%
  • 株式100万円:20%

これがポートフォリオです。

では同じ人が頭金無しのフルローンで5,000万円の住宅を購入した場合はどうなるでしょうか?

総資産5,500万円
  • 不動産5,000万円:約91%
  • 現金400万円:約7.2%
  • 株式100万円:約1.8%
くっき~
くっき~

偏ってるっ!!

しかも、この内5,000万円は借金でもあり、買った直後から価値が下落していく資産であるのは先ほども示した通りです。

災害などで失ってしまうことだって可能性はありますので、これがどれだけ危険なポートフォリオであるかはすぐに分かります。

目指すべきお金持ちの人のポートフォリオがどうなっているのか見てみましょう。

右の赤文字は保有資産、グラフの左から2番目に濃いピンクが自宅資産の割合です。

引用元:幻冬舎

お金持ちになるほど、自宅資産の割合が減少傾向にあることが分かりますね。

くっき~
くっき~

そんなの元々お金持ちだからでしょ?

もちろんそうかもしれません。

ただ、そこまでお金持ちじゃない人がお金持ちと同じように借金してまで住宅を購入するのはリスクが大きいのではないでしょうか。

④金利は貰いたい

色々考え方はありますが、住宅購入は不動産投資と同じです。

くっき~
くっき~

え、何言ってるの?
そんなわけないじゃん!

くっき~
くっき~

その考え方が危険なんや!

例えば、ワンルームマンション投資を考えてみましょう!

2,000万円の物件を頭金無しのフルローンで購入して他人に貸し出す場合、毎月のローン返済より家賃収入が多ければその差額が収益となります。

収益の仕組み
  • ローン返済(金利含む):9万円/月
  • 家賃収入:10万円/月
  • 収益:1万円/月
くっき~
くっき~

まぁなんとなくイメージ通りやな!

ではマイホームの場合はどうでしょうか?

多くの人が住宅ローンを組み、購入しますので同じように返済していくことになります。

いずれ自分のものになることも変わりませんので、違いは他人に貸すか自分が住むかのみです。

自分で住めば、当然収益は生まれませんので、ローンが終わるまでは金利を払い続けることになります。

しかし、マイホームというステータス、快適さや広さを諦めて8万円の部屋に住み、浮いた1万円を株式などに投資するとします。そうすると同じ支出でも金利はもらうことができますよね。

毎月1万円を年利5%で運用し続けた場合、35年運用したとするとその額なんと1,136万円です。

引用元:楽天証券 積立シミュレーション

金利を払う人と貰う人では将来これだけの差が生まれるのです。

住宅購入を不動産投資として考えるなら「収益を生まない価値が下がるリスク資産」よりも株式など「収益を生む可能性のあるリスク資産」に投資するほうが良いというのが個人的な考えです。

くっき~
くっき~

投資家にはこういう考えの人が多いんちゃうかな!

ここまで色々理由を述べましたが、シンプルに失敗するリスクが怖い、住宅を買えるような資産状況ではないというのも正直大きな理由です。

ただし、持ち家の購入者は後悔よりも満足している人が多いのも事実です。

なので、持ち家を否定する気持ちは全くありませんが、賃貸派の意見も聞いて判断するのも悪くないのではないでしょうか?

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は【賃貸を選ぶ4つの理由】についてお伝えさせて頂きました。

最後に記事をまとめると…

  1. 持ち家は管理が大変!
  2. 持ち家はポートフォリオが偏る!
  3. 持ち家は金利を払う!

賃貸を選ぶ理由というよりも、持ち家を選ばない理由のほうが近かったかもしれませんね。

よっぽどのお金持ちでない限り、住宅購入は失敗すると立ち直るのに相当な時間を要しますので、そのリスクだけはくれぐれも忘れないようにしましょう!

以上、お役に立てれば幸いです!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

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