こんにちは、くっき〜です!
この記事では
- NFTって何?意味不明すぎ…
- 何でこんなに話題になってるの?
- 今からでも投資は間に合う?
という方に向けて、分かりやすく解説していきます!

先に結論言うでっ!
- NFTとはデジタルのものに所有権を付与する技術。
- NFTを利用して、とんでもない高額取引がされている。
- 市場規模は拡大しているが、法整備は未熟。
新たな超革新的技術として、最近話題なのが「NFT」です。
しかしNFTと聞いても「何のこと?」「仮想通貨の話?よく分かんない…」と頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?
この記事では難しい専門用語は極力使わず、NFTについて分かりやすく解説しますのでぜひ参考になさって下さい。

いよっしゃ!いってみようっ!
NFTとは
NFTは「Non-Fungible Token」の頭文字をとったもので、日本語では「非代替性トークン」のことです。

日本語訳すら意味不明やんけ!
本当によく分かりませんよね…

ゆっくり説明していくで!
どのような技術かは「デジタルのデータに所有権を付与する技術」と言えば分かりやすいかもしれません。
例えば今あなたが使っているスマホの所有権は「あなた」ですよね?
それは当然だと思うかもしれませんが、あなたのものであることを証明するには購入履歴や契約書が必要です。
ではあなたがデジタルで保有している「モノ」はどうでしょうか?
- 写真(画像)
- 映像(動画)
- 音楽(楽曲)
- その他データ化されたもの

富士山の頂上で撮った思い出の写真でも、それを「あなたのものであることを証明して」と言われて、証明できなかったのがこれまでの時代なのです。

しょせん、データやからな!
コピーも複製も簡単!
NFT化によって、デジタルデータに「トークン」と呼ばれるコピーできない(代替不可能)な契約書データが付与されるようになります。
デジタルデータに所有権がつくことで、そのデータは唯一無二のデジタル資産へと変化させる技術がNFTなのです。
有名な実例
なんとなく、NFTについてイメージがついたでしょうか?
ここでさらにイメージしやすいように実際にデータに所有権が付いた(NFT化された)有名なニュースを紹介します!
最初のツイートに約3億円!
Twitter社元CEOのジャック・ドーシー氏はTwitterができてから1番最初に投稿された2006年の自分のツイートデータをNFT化し、オークションサイトに出品しました。

「自分のTwitterを設定中」というたった数文字のツイートの落札価格はなんと約291万ドル(約3億円)…

なんっじゃそりゃ!!!
今でも誰でも見ることができますし、RTだってできます。
でも所有権を持っているのはただ1人だけなのです。

所有権があるとそれを「売る」こともできるんや!
ただし、著作権は本人(ジャック氏)にある!
NFTによって所有権が付与されたことで、このツイートには唯一無二の価値が生まれました。
デジタルアート75億円
NFTによって今最も賑わっているのが芸術の世界です。
コンピュータ上で芸術作品を作り、NFT化して販売するという新しいビジネスモデルが生まれています。
高い値がついたのがデジタルアーティストのBeeple氏の作品です。

落札価格は約6,935万ドル(約75億円)です。

な、な、な、ななじゅうごおく…
ちょっと調べれば誰でもすぐに見ることのできる作品ですが、所有権を持ってるのはただ1人です。
- デジタルアートのデータ(JPEG)
- 所有権が示されたトークン
モナリザやゴッホの絵の本物と偽物に価値の違いがあるのと同じで、所有権のついたオリジナルとコピーでは価値が全く異なるのです。
所有権付与以外の凄い特徴
NFTには所有権付与以外にも凄い特徴、機能が備わっています。
これらの特徴は所有権の価値をさらに向上させ、新しいビジネスを生む機会を生むことになるでしょう。
過去の取引履歴が全て記録されている
そもそもNFTはブロックチェーン技術を利用した仕組みです。

またよく分からん言葉が…
詳しい説明は割愛し、ここではブロックチェーンの大きな2つの特徴だけ覚えましょう!
- 過去の取引履歴は全て記録されている
- データの改ざん、不正はほぼ不可能
例えば何のへんてつもないこの空の写真、NFT化しても高いお金を出してまで欲しいという人は少ないでしょう。


NFT化すれば価値が上がるわけではないってこと!
しかし、過去の取引履歴を見ると2021年11月から2022年1月までの3ヶ月間の所有者がKing & Princeの平野紫耀くんであることが分かりました。


もちろん例えの話やで!
好きな人、憧れの人と同じものを所有したいという気持ちは誰にでもあります。
ファンの方なら「お金を払ってでも欲しい!」と思う方も多いでしょう。
さらに改ざんもできませんから、その情報も本物です。
所有権を持っていれば、誰の許可を得ることもなく転売することも可能ですし、このように所有権が誰から誰に渡ったか、全て記録されているのが大きな特徴の1つです。
ブロックチェーンについて詳しく知りたい方はコチラの記事をどうぞ!
様々なプログラムが組み込める
NFTのもう1つの特徴は様々なプログラムを組み込める点です。
例えば、日向坂46の金村美玖さんがNFT化した写真集を発売することになりました。




これも例えの話な!
そこであらかじめこのようなプログラムを組み込んでおきます。
転売される度に推しの子にお金が支払われるので、ファンの方にとっても悪くない話です。
この機能があれば、同じCDやグッズをいくつも買わなくても、所有権付きデータを買えばファンとしてバッチリ応援することができます。


この仕組みはすでに実際に運用されてる方法や!
NFT投資はまだ間に合う?
ここまでの話だと「NFT技術の未来は明るい!今投資すれば絶対に儲かる!」とそう考える方も多いでしょう。
例えば「NFT関連銘柄」に投資して、値上がり益に期待する投資です。
- 暗号資産
- Tezos(テゾス)
- ENJ(エンジンコイン)
- SAND(サンドボックス)など
- 国内株式
- LINE
- メルカリ
- GMOなど
実際にNFTの市場規模はもの凄い勢いで拡大しています。


上のグラフからも分かるように、市場規模は右肩上がり、2017年からの5年間で市場規模は約20倍ととんでもない勢いで拡大を続けています。
ただし、個人的なスタンスは「当分様子見」です。


なんでっ!?
NFTの最も大きな課題は「法整備が未熟」であることが、懸念点です。
これだけ革新的な技術でも内容は本当に複雑なので、法整備が整うまでにはまだまだ時間がかかります。
そして、そのような状況を狙うのが頭の良い詐欺師たちです。
ブームになっている、過熱感がある時に限ってそういうトラブルがつきものですからね。


何度も痛い目にあったなぁ…
もちろん投資は個人の判断なので、あくまでも参考程度になさって下さい!
投資ではなくNFT化されたデータを「買ってみたい、売ってみたい」という場合は、それらを取引できるマーケットプレイスという仮想の取引場所で利用です。
- 海外
- OpenSea
- Rarible
- SuperRare
- 国内
- Adam byGMO(アダム バイ ジーエムオー)
- nanakusa(ナナクサ)
- Coincheck NFT(β版)
基本的に仮想通貨の「イーサリアム」が取引通貨となるので、ちょっとハードルが高く感じる方もいるかもしれませんが、どんなものが売っているのか興味があれば覗いてみて下さい!


実際にそのサービスを使ってみるというのも、大事なことですよね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は【NFTの特徴】について、お伝えさせて頂きました。
最後にこの記事をまとめると…
- NFTとはデジタルデータに所有権を付与し、唯一無二のデジタル資産へと変化させる技術のこと!
- NFTによって新たなビジネスモデルが今後いくつも誕生する可能性がある!
- NFT投資は慎重に!
投資するかどうかは個人の判断ですが、新しいテクノロジーの情報は入手しておいて損はありません。
投資やビジネスにおいて「情報」は大きな武器になりますので、敏感にキャッチしていきましょう!
以上、お役に立てれば幸いです!
最後まで読んで下さり、ありがとうございました!
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